(1)「アルコール、タバコ、違法薬物に関する世界統計:2017年の状態の報告 Global statistics on alcohol, tobacco and illicit drug use:2017 status report」(2018年、Addiction, 113,1905–1926)
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/epdf/10.1111/add.14234
(喫煙率が低いのは、米国、カナダ、オーストラリア、アフリカです)


(2)「まだ たばこを吸っているあなたへ」(国立循環器病センター)
http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamphlet/general/pamph65.html#anchor-9
禁煙の仕方
1.予定を考え禁煙開始日を設定する(ストレスの多いときを避ける)
2.禁煙道具を片付ける
3.誰かと二人三脚で(一緒に禁煙すると成功しやすい)
4.気持ちを整理する(自分で決断する)
5.妙な自信を持たないこと(1本でも吸ったら元に戻ることが多い)

(3)禁煙マラソン
https://kinen-marathon.jp/
・現在、集団の禁煙マラソンは休止中
・1年後の禁煙者は、参加者の50%以上(非常に成績が良い)
・メーリングリストを使う(1人が発したメールが全員に届く)
・禁煙仲間があると禁煙しやすい
・ニコチンのパッチを使う(楽天で14枚で5000円くらい)

(4)「煙無しの政府 Smokefree Gov」(米国政府)
https://smokefree.gov/
1.煙無しの無料文書の申し込み
2.タバコをやめる利益
3.渇望をコントロールする方法
4.タバコなしでストレスに対処する方法
5.再喫煙を防ぐヒント
6.ニコチン置換療法の利用

(5)「禁煙 Quitting Tobacco」(W.H.O.)
https://www.who.int/activities/quitting-tobacco

・タバコの健康への悪影響を認識している人は少ない(タバコにより、肺がんや心臓病や脳卒中が増える)

・研究によれば、医療関係者による短いアドバイスは、禁煙確率を30%増やす。詳細なアドバイスは、禁煙確率を84%増やす。


(6)職場での禁煙活動
私が健診の会社にいたとき、タバコアンケートが行われました
    ある銀行の喫煙率は5% : 会社で対策を行ったとのこと (昔は他社と同じ喫煙率だった)
    大工さんが多くいるある会社の喫煙率は、95% (タバコを吸わないのは、受付の女性事務員だけ)

会社での喫煙対策は有効と思われます

(7)「職場における禁煙:職員が禁煙するのを助ける」(カナダ政府文書)
https://www.canada.ca/en/health-canada/services/publications/healthy-living/smoking-cessation-workplace-guide-helping-your-employees-quit-smoking.html
なぜ職場で禁煙活動を行うのか
1.職員の健康状態が良くなる
2.生産性が上がる
3.職員にかかる費用が安くなる
4.仕事への満足度が上がる
5.効果的に禁煙できる
6.会社のイメージが良くなる
 
次のような題のパンフレットを渡す
1.禁煙の健康への良い影響
2.友人の禁煙を助けるための10の方法
3.離脱症状への対処法
4.渇望への対処法
5.減煙や禁煙のためのヒント
6.再喫煙:それから学ぶ。また禁煙に戻る
7.禁煙への5つの段階
8.買った方が良いかもしれないもの
9.タバコをやめるべき10の理由

(8)「喫煙:職場での介入 Smoking: workplace  interventions」(英国NICE)
https://www.nice.org.uk/guidance/PH5

 

(9)日本禁煙学会のリンク集
http://www.jstc.or.jp/modules/resource/index.php?content_id=4
http://www.jstc.or.jp/modules/resource/index.php?content_id=10

(10)「禁煙 Quitting Smoking」(MedlinePlus)リンク集

https://medlineplus.gov/quittingsmoking.html
 

(11)海軍めしたき物語(高橋、1979年)を再度読みました
(麦を海へ捨てていたとのことです)