(1)「依存症:最新の研究と依存が我々の生活に及ぼす衝撃 Addiction: latest research and the impact of addiction on our lives」(Youtubeの動画、2015年)
https://www.youtube.com/watch?v=ZjbAtrFCNZo
「アルコール依存において退薬時にはうつ症状が出現する。このうつ症状により脳の神経新生は低下する。抗うつ剤により、この神経新生の低下は改善する。運動によっても、うつ症状は軽減し、神経新生の低下は改善する。抗うつ剤より、運動が望ましいであろう」(1時間2分ごろ)
(運動が退薬症状を改善させるとのことです)
(2)「依存と脳 Addiction and the Brain」(Youtubeの動画、2016年)
https://www.youtube.com/watch?v=9Tf16DM7lSg
・リスク要因が多いと依存になりやすい
・一つの依存が、別の依存のきっかけになる(ゲートウェイ仮説)
・依存は、記憶や学習の障害である
・自然な報酬(水や食べ物や繁殖)は、ドパミンを増やす
・不自然な報酬(アルコール、ニコチン、コカイン、砂糖など)も、ドパミンを増やす
(一般論の部分は分かりやすいですが、研究の部分は分かりにくいです)
(3)「脳卒中を防ぐためにできる7つのこと 7 things you can do to prevent a stroke」(ハーバード大学)
https://www.health.harvard.edu/womens-health/8-things-you-can-do-to-prevent-a-stroke?
・血圧を下げる(135/85以下)
・体重を減らす(BMI:25以下)
・運動を増やす(1日30分以上)
・アルコールを飲まないか少量にする
・心房細動があれば治療する
・糖尿病があれば治療する
・喫煙者は禁煙する
(私は全部クリアーしています)
(4)「この不確かな時代に良い睡眠を得るための方策 Strategies to promote better sleep in these uncertain times」(ハーバード大学)
https://www.health.harvard.edu/blog/strategies-to-promote-better-sleep-in-these-uncertain-times-2020032719333?
・毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きる
・朝起きたら部屋を明るくする
・日中に運動をする
・寝室を避難場所として使わない
・携帯電話やタブレットなど電子機器を寝室に持ち込まない
・アルコールを最少限にする
・同じ時間に就寝する
・ストレスを減らす
・快適な睡眠環境を作る
・夜間や昼間に寝室で長い時間を過ごさない(睡眠のためだけに使う)
(勝間和代さんのお勧めと同じです)
(私は6時間寝ていますが、7時間は寝ていません。増やす努力をします)
(5)「なぜ事実は我々の考えを変えないか Why Facts Don't Change Our Minds」(James Clear氏、2020年)
https://jamesclear.com/why-facts-dont-change-minds
・我々は、所属集団の中で考えを共有している(狩猟採集生活の時代より)
・考えを変えると、集団から放逐されるリスクがある
・事実は我々の考えを変えない。友情は変える
・まず親切に。後で正しく
・親切とは、家族として扱うということである
(クリアー氏の文章は、適切な根拠が挙げられており、説得力があります)
(6)「日本は、コロナウイルスの検査の能力のうち、ごく一部しか使っていない Japan uses just a fraction of its coronavirus testing capacity」(ロイター、3月18日)
https://www.reuters.com/article/us-health-coronavirus-japan-testing-idUSKBN2150ZR
「日本は、コロナウイルスのPCR検査を1日に7500件行う能力があるが、これまでのところ平均して1日に1190件の検査しか行っていない(3月18日)。韓国では1日に20万件、イタリアでは1日に8万件の検査が行われている。世界保健機構WHOの代表のTodros Adhanom Ghebreyesus 氏は、『各国は検査を増強する必要がある』と言っている。彼は、次のように述べている。「我々は、全ての国に対して、次のような単純なメッセージを送る。検査、検査、検査である。疑われる症例は、全て検査しなければならない」
(日本の死因統計によれば1年簡に136万人が死亡します(平成30年)。このうち6.9%が肺炎による死亡です。つまり1年間に肺炎で死亡する人が9.3万人います。このくらいの人数があるので、コロナウイルスの肺炎による死亡が現在どのくらいあるのかは、検査をしない限り分かりません。肺炎が重症で死亡する可能性のある人は、全員コロナウイルスの検査をすべきかもしれません。肺炎で亡くなる方は月に1万人弱ですから、日に300件弱の検査です)