(1)「ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣」(クリアー、牛原訳、2019年、Kindle版)
https://www.amazon.co.jp/dp/4775942158
(得ることの多い本です)
著者:小さな習慣の達成を繰り返して大きな成果を得た
1.「何かをする秘訣は、まず願望を育てることだ」
(患者さんの願望を育てる必要があります。「禁煙できたら、どんなに良いでしょう」。私も自分の願望を育てます)
2.「良い習慣に伴う抵抗を減らそう」
「悪い習慣に伴う抵抗を増やそう」
(「午前中に勉強したら午後から趣味の活動をする」というような抱き合わせも考えられます)
3.「すべての習慣が、たとえ悪い習慣でも、なんらかの点で役に立つ」
(例えば、お酒を飲んで酔えば気が晴れます。もしお酒をやめることが困難であるのなら、代替となるストレス対策が必要かもしれません)
4.「減量や、禁煙、血圧を下げることを目標にして、その進捗状況を記録する人は、記録しない人よりも改善しやすい」
(時間の使い方についても、何をしていたかの記録をつけると、時間の無駄遣いが明瞭になります)
5.「やる気があれば習慣を始められるかもしれないが、その習慣を続けられるのは、自分のアイデンティティーの一部になったときだけである」
(「健康に良いことを実践する人」というようなアイデンティティ―があります。これを患者さんに説明することが考えられます)
6.「いったん習慣ができたら、少しずつ前進しつづけることが大切だ」
(最初は小さい行動目標からスタートして、その小さい目標が達成できても、それに満足することなく、さらに成功を積み重ねていく必要があります。私も、より大きい成功を目指します)