(1)「食事中の炭水化物の分量と死亡率:一つの前向きコホート研究とメタ解析 Dietary carbohydrate intake and mortality: a prospective cohort study and meta-analysis」
https://www.thelancet.com/journals/lanpub/article/PIIS2468-2667(18)30135-X/fulltext
「食事中の炭水化物のエネルギー量が、全体の50~55%くらいであるときに、最も死亡率が低い。炭水化物の量と死亡率の関係は、U字型になっている」
(グラフを見ると、炭水化物の量が最適量より増えると死亡率は緩やかに上昇し、最適量より減ると死亡率はやや急峻に増加しています)
(このように、低糖質食は、長期予後が良くありません)
(2)「炎症とは何か。そして、なぜそれは危険か What is inflammation, and why is it dangerous?」(ハーバード大学)
https://www.health.harvard.edu/staying-healthy/what-is-inflammation-and-why-is-it-dangerous?
「ウイルスや細菌に対する急性の炎症反応は、必要な反応である。しかし、慢性炎症は、多くの健康障害を引き起こす。例えば、心臓病、慢性関節リウマチ、うつ病、アルツハイマー病、がんなどを引き起こす。慢性炎症の引き金を引くような食品を避けなければならない。例えば、牛肉、豚肉、精製穀物(白いパンなど)、揚げ物、甘い飲み物などである。その代わりに、葉物野菜、果物、ナッツ、脂肪の多い魚、オリーブオイルなどを摂取すべきである。また、充分に運動し、必要な量をの睡眠をとり、ストレスをコントロールすべきである」
(3)「自分の体重をコントロールすることは、脳卒中のリスクを減らすカギになる Controlling your weight is key to lowering stroke risk」(ハーバード大学)
https://www.health.harvard.edu/heart-health/controlling-your-weight-is-key-to-lowering-stroke-risk
「・もっと体を動かす
・液体からのカロリー摂取を避ける(ソーダ水、スポーツ飲料、ドリンク剤、果物ジュースなどを避ける)
・自然食品を増やす
・間食を体に良いものに替える」
(4)「固定行動パターン Fixed action pattern」(Kumaun大学)
https://www.slideshare.net/Jsjahnabi/fixed-action-pattern-fap
「・走性 (走光性など)
・屈性 (屈地性など)
・反射
・解発刺激 (視覚的な解発刺激、聴覚的な開発刺激、化学物質による解発刺激)」
(5)「悪い習慣を打ち破る簡単な方法 A sinple way to break a bad habit」(TED)
https://www.mindsciences.com/science/
「
依存的行動
きっかけ(引き金)
行動
報酬
マインドフルネス
自分の心と体に関心を持つ (衝動に気が付く)」
(6)「人々へのアドバイス Advice for public」(W.H.O.)
https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019/advice-for-public
https://www.who.int/docs/default-source/coronaviruse/coping-with-stress.pdf?sfvrsn=9845bc3a_2
(新コロナウイルスへの対策として、マスク、手洗い、うがいなどが必要です。その他に栄養補給も、抵抗力を増すためには重要ですが、あまり言われていません。W.H.O.の一般向けサイトでも、あまり出てきません。ストレス対策の一環として、「健康的な栄養」という抽象的な言葉が出てくるくらいです)
(欧米の人々には黒死病(ペスト)の記憶が残っています。日本より欧米の方がコロナウイルスの増加スピードが速いのは、握手やハグの他に、栄養状況の違いも理由の一つである可能性があります。欧米の人々の方が、砂糖消費量が多く、肥満している人の割合が高くなっています)
https://en.wikipedia.org/wiki/2019%E2%80%9320_coronavirus_pandemic#Epidemiology