(1)「物質使用障害 Substance abuse」(世界保健機構 WHO)(Home/Health Topics/Alcohol)
・世界の大人の57%は、2016年にアルコールを飲まなかった
・飲酒者のうち40%の人は、月に1回以上、多量に飲酒する
 
(2)「家族のための治療法『クラフト』」(アルコール依存症治療ナビ)(Community Reinforcement And Family Training)
・クラフトのコミュニケーション
   肯定的(前向き)な言い方をする
   思いやりのある発言をする
・相手の望ましい行動を増やす
   笑顔で迎える
 
(3)「引きこもり脱出の一歩、CRAFTプログラムとは」(All About)
・家族と本人との会話を短くする(30秒まで)
・本人の増やすべき行動を増やすようにする
   (前向きの行動、建設的な行動)
 
(4)「薬物とアルコールの真実の全国週間期間中に対話を行う Open the Dialogue During National Drug and Alcohol Facts Week」
「薬物を摂取するリスクについて親から学んだ子どもは、薬物を摂取する割合が半減する」
(親から子への情報提供が重要です)
 
(5)「精神的ヘルスケアにおける開かれた対話:治療から対話へ Open Dialogue in mental health care - From treating to talking」(Youtubeの動画)
・治療ではなく、暖かい人間的な対話を行う
・対話により多くの精神的問題を解決できる
・開かれた対話を行ったところ、2年後には82%の人の症状が消えたか軽減した
 
(この文章が主張していることは本当かもしれません。未開の地では平等であり、うつ病や引きこもりや神経症などの精神的疾患はほとんどありません)
 
(6)「開かれた対話における対話の実践のカギとなる要素 THE KEY ELEMENTS OF DIALOGIC PRACTICE IN OPEN DIALOGUE」(マサチューセッツ大学)
・対話を行う治療者は、話すことより聞くことに集中する
・相手に何をするかよりも、相手と一緒にいることが重要である
・相手の言葉を繰り返して言う
・相手の発言を中断させない(自分の意見を差しはさまない)
・相手が言葉を選んで自由に回答できるような質問をする(以前の出来事、最近の出来事、現状)
・相手の話の内容のうち、自分の心に響いたことについて反応を返す
・相手が表現に困っているときは、適切な単語を探してあげる
 
(7)「多すぎるビタミンDは、骨にダメージを与える Too much vitamin D may harm bones, not help」(ハーバード大)
この文書によれば、ビタミンDを薬として1日に100μg~250μg(4000IU~10000IU)ほど服用すると、過剰症となり、骨はかえって弱くなるとのことです。ビタミンDの軽度な不足があって服用する場合には、1日に25μg(1000IU)ほどがお勧めです。ビタミンDの血中濃度を測定すれば、不足なのか過剰なのかが分かります。天然型ビタミンDは、日本ではOTC(市販薬)として売られています。日本で処方箋で処方されるビタミンDは、活性型です。現代人は、未開の人のようには、日光に当たっていません。冬には日光に当たる時間はさらに短くなります。魚を一切れ食べても、それで補える天然型ビタミンDは、通常はおよそ10μgほどです。お年寄りの方の多くは骨粗鬆症がありますが、未開の地にはありません。
 
(8)「ストレス反応の進化的な起源と機能 Evolutionary Origins and Functions of the Stress Response」(ネシー)
「(石器時代には)警察もなく、食糧の貯えもなく、薬もなく、法律もなく、多くの感染があり、多くの猛獣がいるなど、危険はいつ来るか分からない状態であった」
(ヒトは心配性にできています。現代ではポジティブに考えた方がうまくいく場合があります。現代では多くの場合、殺される心配は不要です)
 
(9)「ランドルフ・ネシー:あなたのせいではありません。進化のせいです(筆記録) Randolph Nesse: It’s Not You – It’s Evolution — Transcript 」(ネシー)
(私が悪いのではなく、進化のせいなのです。こう考えると、ちょっと気が楽になります)
 
(10)「情報を集めて行動せよ」(Youtubeの動画、堀江貴文)
(ガンジーが投獄されたのは、彼の運動が効果的であって、宗主国イギリスの既得権益が脅かされたからです)
 
(11)「人間万事塞翁が馬」(Youtubeの動画、山中伸弥先生)
(うちの祖父や祖母が、夢枕に立ってくれるのを待っています)
 
(12)「脳のより良いパワーに結び付く食べ物 Foods linked to better brainpower」(ハーバード大学)
「認知の低下に対して効果のある妙薬は無い。通常の健康的な食事がお勧めである。つまり、野菜、果物、豆、全粒穀物、植物性蛋白質である」
・緑色の葉物野菜
・脂肪の多い魚
・ベリー
・コーヒー、紅茶
・クルミ
 
(ハーバード大学は、カフェインが大好きです。依存性薬物や違法薬物は、覚醒作用のある薬物と鎮静作用のある薬物に大別されます(少量なら覚醒させるが大量なら鎮静させる薬物もあります)。カフェインには覚醒作用があります。覚醒させるのですから、認知機能の試験成績が多少良くなっても当然です。また、コーヒーや紅茶は、仕事を小休止して摂取されます。小中学校のように50分勉強したら10分休む方が、知的能力は高くなります。この文章の前半で述べている通り、認知機能の改善に妙薬はありません。マイナスの食品があるだけです。本来は、認知機能を悪くする食品を書くべきです。砂糖とかアルコールとか肉の脂身とか加工食品とかです)