(1)「食物依存への対処法 How to Cut Your Food Addiction」(Mark Hyman、Youtubeの動画)
「砂糖は、コカインやヘロインと同じように、脳の報酬中枢を刺激する」
(2)「牛乳や乳製品:これらを何としても避けるべき6つの理由 Dairy: 6 Reasons You Should Avoid It at all Costs」(Mark Hyman、Youtubeの動画)
1.牛乳は骨折を減らさない(カルシウムよりもビタミンDが重要である)
2.牛乳はスポーツのパーフォーマンスを向上させない
3.牛乳の飽和脂肪は心臓病を増やす
4.牛乳は乳糖不耐症の人に下痢を起こす
5.牛乳はアレルギーの問題を起こす
6.狩猟採集生活者は健康であるが牛乳を飲まない
(私は牛乳の代わりに豆乳を飲んでいます。無調整の(つまり砂糖が入っていない)豆乳です)
(3)「栄養についての必須の行動:人の一生を通じて栄養を重視する Essential Nutrition Actions: mainstreaming nutrition throughout the life course」(WHO、2019年)
(BMIが18.5㎏/m2 以下の人に対して)
「栄養不良のお年寄りに対して、栄養上のアドバイスを与えると共に、経口のサプリメントによる栄養を行うことをWHOは推奨する」
(エキスパートが、お年寄りの栄養状態を評価して、不足する蛋白質、カロリー、ビタミン、ミネラルなどをサプリメントの形で補う)
(例えば、ビタミンDの不足に対して、薬を飲んで頂くのが確実で簡単です。日光浴は、冬場や雨の日は、なかなか困難です。食事から摂取しようとしても食材にお金もかかります(ビタミンDが多いのは、魚とキノコです)。サプリメントなら、1日7円で済みます)
(4)「コレステロールに関して言えば、鶏肉は牛肉・豚肉・羊肉と比較して、少しも良くない。植物蛋白は、それらの肉より優れている When it comes to cholesterol levels, white meat may be no better than red meat — and plant-based protein beats both」(ハーバード大学)
(表題のような内容の文章です。通常のニワトリは、狭いところで、トウモロコシと大豆の配合飼料で育てられます。メタボのウシやブタと同様です。我々の体に良いわけはありません)
(5)「カルシウムのサプリメントを服用して認知症のリスクが高くなる女性もいる Calcium supplementation linked to dementia risk in some women 」(ハーバード大学)
「スウェーデンにおいて、認知症のない70歳~90歳の女性700人を5年間観察した。まず脳のCTを撮影した。カルシウムのサプリメントを飲んでいる人と飲んでいない人で比較した。CTにて脳血管疾患が認められた人では、カルシウムのサプリメントにより、認知症を発症するリスクが3~7倍に上昇した。脳血管疾患が認められなかった人では、認知症を発症するリスクは、わずかに上昇しただけであった。この研究により、高齢女性では、カルシウムのサプリメントにより、脳血管疾患を起こしやすくなると考えられた」
(6)「最高の体調」(鈴木祐、2018年)
「未開の人は、生活習慣病にはならない」
「未開の人の生活を参考にすれば、生活習慣病を予防できる」
(私の近著と同じ考えです。ただしこの本は、ストレスや自己啓発を多く扱っています。この本の基盤となる考えが正しいので、多くの洞察を我々に与えてくれます)
(7)「現代病はどこから来たのか」(NHKテレビ、ダイアモンド博士の『ヒトの知恵』、第1回放送、2019年9月5日木曜日ℤ)
「未開の地では、糖尿病や高血圧やアルツハイマー病やがんは、ほとんど見られない」
「未開の地では、食べたり食べなかったりする。今は1日3食しっかり食べる。飢餓でも生きていける仕組みは、糖尿病を作りやすい」
「伝統社会に、食塩は無い。ヒトは一度摂取したNaを体内に長く保持する仕組みがある。これは高血圧を作りやすい」
「ポルトガルでは、パン100gに対して、加える食塩の上限を1.3グラムまでとする法律ができた」
「伝統社会の生活習慣を参考にすると、病気を予防することができる」