次のようなハーバード大学の文書を読みました。

(1)「軽度認知障害があっても認知症にならないようにするには Staving off dementia when you have mild cognitive impairment」
https://www.health.harvard.edu/staying-healthy/staving-off-dementia-when-you-have-mild-cognitive-impairment
「良い習慣を多く行うことが重要です。運動をすること、健康的な食事をすること、他者とのつながりを保つこと、精神を賦活する活動をすること(特に、新しいことを学ぶこと。例えば新しい趣味を始めるとか、新しい言葉を学ぶとか)」

(2)「保湿剤は効きますか Moisturizers: Do they work?」
皮膚の保湿剤にはいろいろあるが、どれも水分を保持しているので、その分だけ効果があるとのことです。

(3)「発酵食品は、気分を良くして、認知機能を改善するかもしれない Probiotics may boost mood and cognitive function」
https://www.health.harvard.edu/mind-and-mood/probiotics-may-help-boost-mood-and-cognitive-function
消化管と脳は、密接な関係があるとのことです。ある研究によれば、いろいろな菌を含むヨーグルトを1日2回×4週間食べた人は、怒った顔の写真や驚いた顔の写真を見せられた時に、心がより平穏であったとのことです。

(4)「痛みが無いのですね。症状も無いのですね。しかし、それでもあなたはC型肝炎を持っているかもしれません No Aches? No Pains? No Symptoms? You could still have hepatitis C」
もし、C型肝炎を持っているのであれば、次の検査をすべきであるとのことです。慢性B型肝炎、非アルコール性脂肪肝、クリオグロブリン血症、腎臓病。

(5)「一晩を通して寝られない場合に多い4つの原因 Top 4 reasons why you're not sleeping through the night」
https://www.health.harvard.edu/staying-healthy/top-4-reasons-why-youre-not-sleeping-through-the-night
1.高齢であること
2.生活習慣
    アルコール
    寝る時間の2、3時間以内に何かを食べること
    昼寝が多すぎること
    カフェインを多く摂りすぎること
3.薬剤
    抗うつ剤
    降圧剤としてのβブロッカー
    アルコールを含む冷湿布
    炎症や気管支喘息治療のためのステロイド
4.基礎疾患
    不安、抑うつ症状
    前立腺肥大 (夜間頻尿)
    慢性疼痛
    神経障害
    睡眠時無呼吸

(6)「お年寄りにおける甲状腺機能低下症の症状と徴候 Hypothyroidism symptoms and signs in an older person」
https://www.health.harvard.edu/diseases-and-conditions/hypothyroidism-symptoms-and-signs-in-an-older-person
・コレステロールの高値
・心不全
・腸蠕動の変化 (便秘)
・関節痛、筋肉痛
・精神的な問題
・認知症
・バランス運動の障害