再生医療

(1)「寝たきりからの復活~密着!驚異の再生医療~」(NHKスペシャル、2019年)を見ました(216円かかります)。
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/46/2586145/index.html
脊髄損傷の患者さんに、本人の骨髄から採取した間葉系幹細胞を培養して増やして再注入したところ、症状の改善が現れたとのことです。


(2)「脳卒中の患者さんは、幹細胞を使う治療により、回復の兆候を示した Stroke patients see signs of recovery in stem-cell trial」(英国BBC放送、2013年)を読みました。
https://www.bbc.com/news/health-22646103
「グラスゴー大学において、脳卒中の後に6か月から5年が経過した患者さん5人に対して、幹細胞を、脳の患部に注入したところ、完全にマヒしていた指が動くようになったり、歩くのに付き添いが必要だった人が付き添い無しで歩けるようになったり、コーヒーを自分でいれることができるようになった」


(3)「再生医療:精髄損傷の治療について、魚から得られた新しい手掛かりRegenerative Medicine: New Clue from Fish about Healing Spinal Cord Injuries」(米国NIH、2016年)を読みました。
https://directorsblog.nih.gov/2016/11/15/regenerative-medicine-new-clue-from-fish-about-healing-spinal-cord-injuries/
「ゼブラ・フィッシュという熱帯の淡水魚を脊髄損傷の状態にしても、数週間で元通りに回復する。この魚では、脊髄が損傷されると、結合組織成長因子CTGFaが分泌され、神経が断絶している部分に架橋が作られ、神経が再結合する。ヒトでも脊髄が損傷されると結合組織成長因子CTGFaは分泌されるが、架橋の形成が弱くて神経は再結合しない。ヒトの結合組織成長因子CTGFaをゼブラ・フィッシュに注射すると正常に機能するから、ヒトの結合組織成長因子そのものの問題ではないようだ」


(4)「幹細胞と医学の将来:加齢の研究 Stem Cells and the Future of Medicine - Research on Aging」(UCTV、Youtubeの動画、2012年)
幹細胞はどこにあるか (19分15秒~30分20秒)
1.本人の体内の間葉系幹細胞など
2.胎児性幹細胞
3.iPS細胞