(1)次のような文章を書きました。
食事は、メタボ疾患の予防のために極めて重要です。正しい食事の考え方は、どの食事法も似通っています。これに対して、誤った食事法は、それぞれが互いに異なっています。その偏り方により、いろいろな病気が引き起こされます。正しい食事の内容について、アメリカ政府は、図のように勧めています。野菜、果物、穀物、蛋白質を多く含む食物を各4分の1ずつ食べます。それにカップ1杯の牛乳を加えます。これには、いくつかの注意点があります。野菜は、実際には4分の1よりやや多いめ(350g)で、果物はやや少なめ(200g)です。穀物は全粒穀物が推奨されています(日本では玄米が全粒穀物です)。牛乳は1日に1,2杯までです。蛋白質は植物性蛋白と動物性蛋白を1:1として下さい(多くの人は植物性蛋白の割合が不足しています)。植物を中心とした食事が推奨されています。加工食品を少なくして、自然食品を増やして下さい。また、加えられた砂糖の量を制限して下さい(例えば1日に15g以下)。

米国農業省によれば、平均的なアメリカ人は、好ましい摂取量に対して、図のような割合で食物を摂取しています。野菜、果物、良い油、全粒穀物が不足しており、砂糖、悪い油、精製穀物、ナトリウム(食塩)を摂り過ぎています。我々は砂糖を多く含んだ食べ物を美味しく感じます。それで食べ過ぎます。また、我々は油でべとべとした食べ物を美味しく感じます。食塩を多く含む食べ物も同様です。そのようなものを食べ過ぎるので、野菜や果物や良い油が不足します。

今この状態で、腹八分目になるように全体を減らしたとします。過剰に摂っている食品が減るのは悪いことではありません。しかし、不足している食品はさらに不足することになります。だから、食べる総量を減らしても、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。不足している食品を増やして、摂り過ぎている食品を減らさなければなりません。
食品を加工する業者は、食品に砂糖、食塩、悪い油、化学調味料などを混入させます.そうすれば美味しく感じられてよく売れるからです。食事を改善するには、加工された食品を避けて、自然な食品を食べるのがお勧めです。米国政府や世界保健機構が推奨するような正しい食事法を実践すれば、多くの慢性疾患が予防できます。現在すでに慢性疾患に罹患している人も、まず食事を正しくする必要があります。
食事法には、以下に述べるように、いろいろあります。ハーバード大学は「いろいろな栄養法は、人々にいろいろな効果を与える」と述べています。自分に合った栄養法を探してそれを行うのも一つの方法です。
(2)次のような表を作りました。

メタボ系の病気は、日本においても増加傾向です。
喘息の患者総数が横ばいであるのは、ステロイドの吸入器や、長時間作用型の気管支拡張剤の吸入器が普及して、病気が軽症化しているからであると、私は考えます。
(3)Wikipedia 日本語版「児童虐待」に次のような加筆をしました。
「心中以外」の項
「母の交際相手は4.9%」
「継父10.0%」
「1人か2人の義理の親と住んでいる子どもは、実の親とのみ暮らしている子どもの、およそ70倍~100倍もの致死的な虐待を受ける危険性がある」(「人が人を殺すとき」、デイリーら、p150、p152)