(1)「人間の攻撃性の進化 The Evolution of Human Aggression」(Heather Whipps、2009年)という文書を読みました。
https://www.livescience.com/5333-evolution-human-aggression.html

「攻撃的な行動をすることにより個体の生存率や繁殖率が向上する種において、攻撃的な行動は進化した」

(2)「Evolutionary Psychology」(David Buss、第4版、2012年)の第10章「攻撃性と戦争行為」の要旨Summaryを読みました。
http://culturism.us/booksummaries/EVOLUTIONARY%20PSYCHOLOGYTITLED.pdf

「攻撃性には少なくとも6つの利益がある。それは、他者の資源を奪うこと、自分や身内を攻撃から守ること、同性のライバルにコストを課すこと、ヒエラルキーを昇ること、ライバルに将来の攻撃をやめさせること、不倫を防ぐことである」(p18)


(3)「攻撃性の起源 Origin of Human Aggression」(CBC放送)を見ました
https://www.youtube.com/watch?v=c4l5_mBCVJA

この動画によれば、子どもは、少し大きくなってストレートに攻撃性を発揮するようになるが、さらに大きくなると社会性を獲得して、ストレートな攻撃を行わなくなるとのことです。

(4)「暴力の予防、その証拠 Violence Prevention The Evidence」(世界保健機構WHO、2010年)の要旨Overviewを読みました。
http://www.who.int/violence_injury_prevention/violence/4th_milestones_meeting/evidence_briefings_all.pdf

暴力を予防するために、世界保健機構WHOは次の7項目を勧めています。
・子どもと、その親や養育者との間で、安心で安定して養育的な関係が樹立されること
・子どもや青年が、生きてゆくための技術を身に付けること
・アルコールを入手しにくくすること。アルコールの有害な飲み方を防ぐこと
・銃やナイフや農薬を入手しにくくすること
・性の平等を推進し、女性への暴力を防ぐこと
・被害者に対してケアを行い、支援のプログラムを実施すること

(5)「攻撃性Aggression」のリンク集がありました。イリノイ州ノースセントラル・カレッジ心理学教授のJon Mueller先生のホームページ内にあります。
http://jfmueller.faculty.noctrl.edu/crow/aggression.htm

(6)「改善させるには Making a difference 」(Aimee Spectorら)という小冊子を読みました。認知刺激療法を分かりやすく説明したものです。
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多くても5、6人までの固定したグループで行う。1回45分、週に2回、7週間にわたって、簡単なゲームや作業を行う。

最初の10分間‥‥挨拶、日付の確認、テーマソングを歌う、新聞記事の感想を言う。
メインの25分‥‥AかBのいずれかを選んで行う。毎回異なるメニューがある。
           A‥‥ボールを持った人が、自分について述べる。
           B‥‥室内のボール遊びをする。
最後の10分間‥‥参加に感謝する。テーマソングを歌う、今回のまとめ。次回の紹介。

認知症の人々は、与えられる刺激が少なくて、自分に引きこもり、抑うつ傾向になり、不安にとらわれる。このグループ療法により、それらの症状を減らすことができる。
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(7)ハーバード大学の文書「疲れを減らすのは、運動か、カフェインか」という文書を読みました。
http://www.health.harvard.edu/blog/exercise-versus-caffeine-which-is-your-best-ally-to-fight-fatigue-2017060811843?

疲れを減らすには、運動がお勧めであるとのことです。