以下のような文章を読みました。
(1)「長寿な人に共通する9つの習慣とは‐『生きがい』を持つだけで寿命は7年伸びる」Dan Buettner、TED、2009年
http://logmi.jp/60014
http://www.ted.com/talks/dan_buettner_how_to_live_to_be_100?language=ja
http://logmi.jp/60014
http://www.ted.com/talks/dan_buettner_how_to_live_to_be_100?language=ja
「寿命が遺伝子であらかじめ決まっている場合は10%に過ぎず、残りの90%はその人のライフスタイルによる」
「人生の目的を意識し、人生を活性化することは、7年分寿命を長らえる」
(2)「幸せな人は9.4年長生きする」(宇野カオリ、日経ビジネスオンライン、2011年)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20111216/225257/
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20111216/225257/
エド・ディナー博士の「Happy People Live Longer」という論文を紹介しておられます。「幸福感が強いと9.4年もの長生きにつながる」とのことです。
また、ショーン・エイカー氏の「幸福優位 7つの法則」という本を紹介しておられます。「毎晩寝る前に、その日に起きた出来事で、自分が嬉しかったことやありがたかったことを最低5つ(3つでも可)を書き留めてみる」ことが勧められています。
(3)「ボランティア活動をする人は、より幸福でより健康であるEvidence mounting that older adults who volunteer are happier, healthier」
https://www.sciencedaily.com/releases/2014/08/140829135448.htm
下の論文の解説記事です。
「ボランティア活動をする人は、抑うつ症状がより少なく、全体的により健康で、寿命もより長い」
「健康への利益を得るには、穏やかな程度の活動をする必要がある。最も良いのは、年に100時間か、週に2、3時間の活動である」
「お年寄りの人がボランティア活動をする意義:The Benefits Associated With Volunteering Among Seniors: A Critical Review and Recommendations for Future Research」
https://www.researchgate.net/profile/Nicole_Anderson4/publication/265055409_The_Benefits_Associated_With_Volunteering_Among_Seniors_A_Critical_Review_and_Recommendations_for_Future_Research/links/53ff5a3e0cf24c81027d6cee.pdf
https://www.researchgate.net/profile/Nicole_Anderson4/publication/265055409_The_Benefits_Associated_With_Volunteering_Among_Seniors_A_Critical_Review_and_Recommendations_for_Future_Research/links/53ff5a3e0cf24c81027d6cee.pdf
「お年寄りの人がボランティア活動をする利点について、73編の論文を集めて検討した。たいていの論文は、次のように述べている。『お年寄りの人のボランティア活動は、抑うつ症状を減らし、自己報告の健康度を高め、死亡率を低下させる』」
(4)「20歳のときに知っておきたかったこと」(ティナ・シーリグ、高遠訳、2010年)
著者はスタンフォード大学教授で、企業家精神を学生に習得させるコースの責任者です。
著者はスタンフォード大学教授で、企業家精神を学生に習得させるコースの責任者です。
「問題は至るところにある」
「問題解決はできるはずがないと頭から決めてかかっているので、解決法があっても気が付かない」
「みんなの悩みをチャンスに変えろ」
「機が熟することなどない」
「早く、何度も失敗せよ」
「新しい目で世界を見つめてみよう」
「問題解決はできるはずがないと頭から決めてかかっているので、解決法があっても気が付かない」
「みんなの悩みをチャンスに変えろ」
「機が熟することなどない」
「早く、何度も失敗せよ」
「新しい目で世界を見つめてみよう」
具体例が多く書かれています。学生は演習を通じて、創意工夫して問題解決する技術を身に付けます。この著者は、アジア(特に日本)で人気があるようです。
Youtubeは、この著者の動画もあります。
https://www.youtube.com/watch?v=OnhDPC3dm84
https://www.youtube.com/watch?v=Dle_GvFIbqY
Youtubeは、この著者の動画もあります。
https://www.youtube.com/watch?v=OnhDPC3dm84
https://www.youtube.com/watch?v=Dle_GvFIbqY
(5)「幸福な人は、長生きするHappy People Live Longer: Subjective Well-being Contributes to Health and Longevity」
http://internal.psychology.illinois.edu/~ediener/Documents/Diener-Chan_2011.pdf
http://internal.psychology.illinois.edu/~ediener/Documents/Diener-Chan_2011.pdf
「前向きの縦断的研究により、当初の健康度や社会経済的な状況を同じにして比較しても、ポジティブな感情は、健康や長寿を導くことが示さる」
「主観的な幸福度の高い人は、低い人に比べて、4年から10年、寿命が長い」
(6)「年を取っても幸福? 最近の研究による5つの驚くべき知見Older But Happier? 5 Amazing Findings from Recent Research」
https://www.psychologytoday.com/blog/changepower/201501/older-happier-5-amazing-findings-recent-research
「最近の研究によれば、年を取った人々は幸福な人々である」
「人生の満足度を1~10で評価してもらうと、幸福度は20代の前半で高くなり、その後は低下して50歳ごろに最も低くなり、50代から90代まで上昇して行く(幸福のU字曲線)」
(7)「年を取った人が、若い人より幸福である理由Why Are Older Adults Happier Than Younger Adults?」
https://www.psychologytoday.com/blog/cutting-edge-leadership/201101/why-are-older-adults-happier-younger-adults
https://www.psychologytoday.com/blog/cutting-edge-leadership/201101/why-are-older-adults-happier-younger-adults
「年を取った人は、悪い感情を引き起こすような状況を予測し、それを避ける。年を取った人は、物事の良い面を見る傾向がある」
(8)「人は誰でも『元気な100歳になれる』」(小学館101新書、坪田一男、2011年)
「ごきげんだから長生きする」
「作り笑いでも長生きできる」
「仕事も人生も人間関係も健康も、『ごきげんだから、うまくいく』のだ」