(1)「五輪書」(宮本武蔵、現代語訳、大倉訳)を読みました。
野村監督は、「五輪書」から多くを学んだそうです。

「世の中を見ると、諸芸を売り物に仕立てて、わが身を売り物のように考え、諸々の道具についても売り物に作り上げている」。(中略)。「表面を飾り、術をひけらかし、あるいは一道場、ニ道場などといって兵法を教え、兵法を習って利益をあげようなどと考えては、いわゆる『生兵法は大傷のもと』が現実のものになろう」(地の巻)

野口教授の言う「供給者の論理」(超英語法)ということでしょう。

(2)「20歳のときに知っておきたかったこと」(ティナ・シーリグ、高遠訳)を読みました。

「成功者の多くは、失敗の経験がない人について、十分なリスクを取っていないからだと考えている」(p88)
「失敗を財産と見られるかどうかが、起業家が生まれる土壌の目安になる」(p92)

野村監督も、失敗から学ぶ重要性を強調しておられます。