次のような文章を読みました。
(1)「介護予防マニュアル(改訂版)」の内の「運動器の機能向上マニュアル(改訂版)」厚生労働省、平成24年
http://www.mhlw.go.jp/topics/2009/05/tp0501-1.html
http://www.mhlw.go.jp/topics/2009/05/dl/tp0501-1d.pdf
http://www.mhlw.go.jp/topics/2009/05/tp0501-1.html
http://www.mhlw.go.jp/topics/2009/05/dl/tp0501-1d.pdf
「老年症候群の多くは、身体や精神の活動低下が背景にあると考えられ、積極的な働きかけによって改善することが期待できる」(p3)
「骨折・腰痛・膝痛などの運動器疾患については、2000年に入ってから集中的な研究がなされ、日本のガイドライン、イギリスのガイドライン、アメリカのガイドラインでも、運動効果と継続の重要性が示されている」(p3)
運動がお勧めです。関節痛にも運動が良い場合があります。
「身体活動活発な者では骨粗しょう症性骨折が少ないとするコホート研究は多数あ(る)」(p46)
「一般中高年者には歩行を中心とした運動の日常的実施を推奨する」(p47)
このように、骨粗鬆症の予防と治療には、安静でなく、運動がお勧めです。
「野菜や果物の農場、牛や羊を飼う畜産農家などが認知症高齢者を受け入れ、緑豊かな自然な環境中で共に過ごし、時には肥料や餌槍、収穫、清掃などいろいろな農作業を営む」
「一日の利用者をまず4つのグループに分けると言う。(1)昼食の調理、(2)餌やりなどの動物の世話、(3)畑で野菜や果物の収穫や雑草取りなど、(4)数か所のデイルームの掃除」
「一日の利用者をまず4つのグループに分けると言う。(1)昼食の調理、(2)餌やりなどの動物の世話、(3)畑で野菜や果物の収穫や雑草取りなど、(4)数か所のデイルームの掃除」
この方法は効果があると思われます。体を動かして働くことは、良いことです。骨折も減り、うつ状態の人も減り、ストレスも減ると考えられます。認知症が完治しなくても、患者さんは明るい良い状態になるでしょう。
(4)「超高齢社会のサクセスフル・エイジング」秋山弘子東大教授
http://www.ducr.u-tokyo.ac.jp/jp/materials/pdf/vision-wg/11akiyama.pdf
「短期記憶能力、特につづりや数字など意味のないものを覚える能力は加齢によって落ちていきます。しかしながら、言語(語彙)能力や日常問題解決能力は高齢期になっても伸び続け、しかも簡単には落ち(ません)」
この文章は、お年寄りの人にエネルギーを与える文章です。
(5)「Successful Aging」Roweら、The Gerontologist (1997) 37 (4): 433-440.
http://gerontologist.oxfordjournals.org/content/37/4/433.full.pdf
この論文は、4000人以上に引用された論文です。サクセスフル・エイジングを次のように定義しています。
・病気や病気による障害を来たす可能性が少いこと
・高い認知能力や身体能力を持つことが可能であること
・人生に活動的に参加していること
・高い認知能力や身体能力を持つことが可能であること
・人生に活動的に参加していること
(6)「Successful cognitive and emotional aging」Jesteら、World Psychiatry. 2010 Jun; 9(2): 78?84.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2912035/
「自分自身が評価したサクセスフル・エイジングと正の相関があるのは、楽観主義、レジリエンス(困難に耐える力)、認知能力、QOLに関係する身体的・精神的健康である。歴年齢は、関係が無かった。また、収入や教育は、わずかしか関係が無かった」
(7)「Aging Well」HelpGuide.orgの中の「Age-Related Memory Loss」
http://www.helpguide.org/home-pages/aging-well.htm
http://www.helpguide.org/articles/memory/age-related-memory-loss.htm
治療可能な記憶障害について次のように述べています。
・うつ病
・ビタミンB12欠乏症
・甲状腺障害
・アルコール中毒症
・脱水症
・薬の副作用
可能性があるのは、眠剤、抗ヒスタミン剤、降圧剤、関節炎の薬、筋弛緩薬
抗コリン剤、尿失禁の薬、抗うつ剤、抗不安薬、鎮痛剤
・ビタミンB12欠乏症
・甲状腺障害
・アルコール中毒症
・脱水症
・薬の副作用
可能性があるのは、眠剤、抗ヒスタミン剤、降圧剤、関節炎の薬、筋弛緩薬
抗コリン剤、尿失禁の薬、抗うつ剤、抗不安薬、鎮痛剤
正常老化における記憶力低下を予防するするために、次のようなことを勧めています。
・社会的な活動を続けること
・継続的に運動をすること
・タバコを吸わないこと
・ストレスをコントロールすること
・睡眠を十分に取ること
・果物、野菜、魚を多く摂ること
・継続的に運動をすること
・タバコを吸わないこと
・ストレスをコントロールすること
・睡眠を十分に取ること
・果物、野菜、魚を多く摂ること
(8)「The Talent for Aging Well」Harvard Magazine、2001年3月1日
http://harvardmagazine.com/2001/03/the-talent-for-aging-wel-html
ハーバード大学教授のGeorge Vaillant氏は「良好な加齢Aging Well」という本を書きました。その中で、同氏は次のように述べているとのことです。
「自分を愛してくれる人を持つことや、お金を持つことは、物事を容易にするけれども、特に重要なことではない。決定的に重要なのは、他の者を愛することを自分に認めることである。我々が年老いた時には、我々の生活は、我々が愛した人々の総和になる」
良いお言葉ですね。
ビートルズのAll you need is love や、マリアの修道院長のA dream that will need all the love you can giveを思い出します。
(9)「Exercise: How to Get Started」NIH、SeniorHealth
http://nihseniorhealth.gov/exerciseandphysicalactivityhowtogetstarted/safetyfirst/01.html
http://nihseniorhealth.gov/exerciseandphysicalactivityhowtogetstarted/safetyfirst/01.html
年を取った人が運動を行う際の注意が述べられています。
(10)「Healthy Aging」MedlinePlus
https://www.nlm.nih.gov/medlineplus/healthyaging.html
https://www.nlm.nih.gov/medlineplus/healthyaging.html
これは、リンク集です。