今週の保健学

（1）「運動：運動の利益Exercise: Benefits of Exercise」（米国国立健康研究所NIH、 お年寄りの健康Senior Health）を読みました。動画もあります。
http://nihseniorhealth.gov/exerciseforolderadults/healthbenefits/01.html

「関節炎のある人は運動をしてはならないと長い間考えられてきた。しかし、多くの科学的研究により明らかになったのは、変形性関節症のある人は、ある一定量の運動を行えば、その関節が良くなって、痛みも減って、障害も減るということだ。激しい運動ではなく、歩行のような運動がよい」
http://nihseniorhealth.gov/exerciseforolderadults/healthbenefits/video/e3g_na.html?intro=yes

（2）「運動による利益を積み上げるBuilding Up the Benefits」（米国国立健康研究所NIH、生きるためにGo4Life）を読みました。
https://go4life.nia.nih.gov/tip-sheets/building-benefits

「もし可能なら、現在の活動を、より長く、より遠くまで、よりハードにして下さい。

・もし、重りを容易に10回持ち上げることができるのなら、回数を増やすか、重りを増やしましょう。
・毎日歩く時間を、もう10分間増やして下さい。
・もし、0.5マイル（約800メートル）泳ぐことができるのなら、0.75マイル（約1200メートル）に増やして下さい。
・ジムに行く日数を増やして下さい」

（3）「年長者の運動Exercise for Seniors」（MedlinePlus、米国国立健康研究所、米国国立医学図書館）を読みました。これは、リンク集です。
https://www.nlm.nih.gov/medlineplus/exerciseforseniors.html

この文章では、運動を4つに分類しています。有酸素運動、筋力トレーニング、バランス運動、柔軟体操の4つです。

（4）「運動と身体的活動：国立加齢研究所からあなたへの毎日のガイド、第3章Exercise & Physical Activity: Your Everyday Guide from the National Institute of Aging、Chapter 3」、米国国立加齢研究所
https://www.nia.nih.gov/health/publication/exercise-physical-activity/chapter-3-go

「毎日の生活の中に身体的活動を組み入れて下さい。
・身体的活動を他の事より優先的に行って下さい。
・歩くことなど、活動を手軽に始めて下さい。
・誰かと一緒に行って下さい。
・自分が楽しいように行って下さい。
・色々な機会を捉えて、色々な場所で、色々なやり方で体を動かして下さい」

「危険を減らすこと
速く歩くような運動や身体的活動は、ほとんど全ての年長者には安全です。しかし、そうであっても、運動によるトラブルを防止するのは、心に留めておくべき重要なことです。特に新しい運動を始める場合や、長い間体を動かしていなかった場合には、重要です。現在、病気やその他の健康問題を抱えている場合や、しばらく医師にかかっていなかった場合には、医師を受診して、運動について相談して下さい。運動が自分の健康に役立つかどうかを聞いて下さい。また、何か避けるべき種類の運動があるかを聞いて下さい。また、自分の状況にふさわしい運動はどのようなものであるかを聞いて下さい」