(1)「認知症の人は『知的劣化が進む病気の患者』ではない」(ダイヤモンド・オンライン、2015.10.14)という文章を読みました。
http://diamond.jp/articles/-/79879
http://diamond.jp/articles/-/79879
スコットランドにある「認知症サービス開発センター」が紹介されていました。認知症の入居者の人が分かりやすいように、案内表示を文字でなく絵にしているとのことです。
(2)認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)(厚生労働省)の概略を見ました。
七つの柱が示されています。しかし、この新オレンジプランには、抽象的な文言が多く、具体的な施策はあまり示されていません。
(3)「洒落たレストランから趣味の部屋まで」(ダイヤモンド・オンライン、2014.11.19)という文書を読みました。
オランダの「認知症の街」が紹介されていました。オランダの担当者によれば、生活歴の把握が重要であるとのことです。生活歴とは、「幼児体験から仕事内容や結婚、趣味、好きな食べ物やスポーツなど、その人に関わるライフスタイル」のことであるとのことです。
リハビリ医学の上田敏教授も、患者さんが病気になる前の状況を必ず聞いて把握すると何かの本で述べておられました。特に病気になる前の職業を必ず聞かれるそうです。