(1) 「目標指向的介護の理論と実際」(大川弥生著)を読みました。
「目標指向的介護」について、大川先生は、次のように述べておられます。
「将来あなたは家に帰って”このような”生活をするようになるためには、まず現在病室で”これこれのこと”が実行できるようになるのが大事なのだ」というきわめて具体的な説明が最も説得力がある」(p114)
大川先生は「体を動かすように」というような抽象的な指示ではダメで、もっと具体的な運動処方を行わなければならないと述べておられます(p85)。それで私は、最近は、「1周250歩の廊下を、歩行器を使って、朝3周、昼3周、夕3周、歩いてください」のように運動処方をしています。そうして運動量をゆっくり増やします。
(2) 「村上さんのところ」(村上春樹著)を読みました。
初心のシナリオ作家に対するアドバイスを、次のように述べておられます。
「漫然とあちこち書き散らすのではなく、局地に集中すること。我慢強く、トンカチ仕事に励むこと」(p138)
(3) 映画「フィッシャー・キング」を見ました。