(1)私は、腰痛について、NHKスペシャル「病の起源3、腰痛」を見ました。
これにより、以下のような内容を、Wikipedia 「腰痛」に加筆しました。
・現在も狩猟採集生活を行うタンザニアのハザ族Hadzaの人は、毎日20km以上を歩くが、木から落ちて腰部を打撲するなどの急性腰痛はあるものの、慢性腰痛の人はいない[2]。
・非特異的な腰痛の責任部位は、腰ではなく脳である。非特異的腰痛では、脳の視床は活性化されず、前頭葉の一部だけが活性化される(Northwestern大学のVania Apkarian博士)。[2] これに対して、腰部打撲による急性腰痛では、腰部からの痛みの情報は、脳の視床に入って視床が活性化され、さらに脳のその他の部位が活性化される。このように、全ての感覚性情報は、いったん視床に入り、その後に脳の各部位に伝達される。非特異的腰痛の場合では、末梢(腰)や視床は、腰の痛みにあまり関与していない。
・「気分が沈みがち」とか「不安でじっとしていられない」人は、そうでない人に比べて30倍も腰痛になりやすい(スタンフォード大学Eugene Carragee博士)[2]。
・ニューヨーク大学整形外科では、痛みがひどくない限り、歩くことを勧めている。[2] 歩けば、脳は歩くことに集中するので、精神的苦痛や悩みから解放され、痛みが和らぐ。
(2)私は、NHKスペシャル「腰痛・治療革命」を見ました。本日(8月2日)19時よりBS1で再放送があるそうです。
これにより、以下のような内容を、Wikipedia 「腰痛」に加筆しました。
・椎間板ヘルニアは、その9割が自然に治癒する。