(1)Wikipedia 「高血圧」に、以下のように加筆しました。
日本には4000万人の高血圧の人がいると推定されている(日本高血圧学会)。
食塩の過剰摂取は、血圧の上昇を招き、心臓病や脳卒中のリスクを高める[8][9]。アフリカのマサイ族や南太平洋のフィジーの人々など未開の地では、塩分摂取が少ないので、高血圧の人はほとんど見当たらない[10]。動物に食塩を多く含むエサを与えると高血圧になる。
海と異なって陸上には食塩の摂取源が無いが、汗などで失うから、陸上動物は慢性的な食塩欠乏状態にある。陸上動物の体には、食物に含まれる食塩を大切に保持する仕組みがある。また、食塩を含む食物を美味しいと感じるように進化している。それで、多くの食塩を混入させた加工食品を好ましいと感じて、排除できないのである。
K(カリウム)、Mg(マグネシウム)、Ca(カルシウム)は、ナトリウムに対して拮抗的に働く。それらの元素を多く含む野菜、果物、牛乳などを充分に摂取すると、体内の過剰なナトリウムは、体外へ排泄される(ダッシュダイエット参照)。
世界保健機構WHOは「脳卒中の62%は高血圧が原因である」と述べている[26]。また、世界保健機構WHOは「冠動脈疾患の49%は高血圧が原因である」と述べている。[26] 欧米と比較すると、日本には脳卒中は多いが心筋梗塞は少ない。
科学的研究が一貫して明らかにしているのは、食塩摂取を適度に減らすと、全ての年齢集団や民族集団において、高血圧の人でも正常血圧の人でも、程度の差はあっても、血圧が低下することである[33]。
なお摂取食塩量の推定には、食べた食事から計算する方法、24時間の蓄尿を検査する方法、随時尿のクレアチニン値から推定する方法がある。
外部リンク
・Your Guide to Lowering Blood Pressure 米国厚生省
・Primary Prevention of Hypertension 米国厚生省
・A global brief on Hypertension 世界保健機構WHO、2013年
(2)中公文庫「蔵」(宮尾登美子著)(上下)を速読しました。映画を見たので、骨組みがよく分かりました。
これは、盲目の若い女性が酒造りをする話です。
アルコールには発がん性があり、催奇形性もあります。妊娠可能な女性は、お酒を全く飲まないのがお勧めです。男性も毎日多くのお酒を飲まないのがお勧めです。マッサンは、毎日ウイスキー1本を飲んでおられたそうです。男性もお酒を飲まないのがお勧めですが、飲む場合でも、あらゆる日に、日本酒なら200mlを上限にするのがお勧めです(米国政府のお勧めと同じです)。
アルコールには発がん性があり、催奇形性もあります。妊娠可能な女性は、お酒を全く飲まないのがお勧めです。男性も毎日多くのお酒を飲まないのがお勧めです。マッサンは、毎日ウイスキー1本を飲んでおられたそうです。男性もお酒を飲まないのがお勧めですが、飲む場合でも、あらゆる日に、日本酒なら200mlを上限にするのがお勧めです(米国政府のお勧めと同じです)。
(3)「なぜ若く見せたいのか?:進化生物学からみたヒトの生活史パラメータ」(長谷川眞理子総合研究大学院大学副学長)(アンチエイジング医学10巻6号、2014年)を読みました。
著者によれば、「適応を引き起こす進化メカニズムには、自然淘汰以外に性淘汰がある」とのことです。外国の鹿の巨大な角は、自然淘汰には不利でも、性淘汰には有利であるとのことです。自然淘汰については、生存競争とか弱肉強食とか適者生存とか、大体どのようなものかを知っています。性も、ぞれに匹敵するような「淘汰される仕組み」だったと分かりました。
(4)ナッシュ教授が最近(5月23日)、奥様と共に交通事故で亡くなられたと報道されています。私は、最近、ナッシュ教授の映画「ビューティフル・マインド」を見たところでした。またノーベル賞関係のホームページにナッシュ教授の自伝があり、私はその一部分を読んだところでした。