DASHダイエットについて、以下のような記事を書いて、Wikipedia「ダッシュダイエット」に加筆しました。

- ダッシュダイエットを実践すると2週間ほどで効果が現れる[2]。
- ダッシュダイエットは、糖化反応をなるべく防いでいる[3]。
- 日本の高血圧治療ガイドライン2014によれば、生活習慣の改善について、減塩、DASH食、減量、運動、節酒を比較したところ、降圧が最も大きかったのはDASH食であった[4]。
- ダッシュダイエットには2つのバージョンがある[2]。通常版と減塩版である。通常版ではナトリウムが1日に2300mg(食塩なら5.8g)、減塩版ではナトリウムは1日に1500mg(食塩なら3.8g)を想定している。上の表を見ても分かるように、特に食塩については言及していないが、実践すると自然にナトリウム摂取量が減る。人が摂取する食塩の多く(75%以上)は加工食品に含まれるが、ダッシュダイエットを実践すると加工食品の摂取が減る。
- ダッシュダイエットは、高血圧用の治療食であって、肥満用の治療食ではない。しかし、ダッシュダイエットは、健康的な食生活に導くので、実践すると過剰な体重は減ることが多い[2]。
- ダッシュダイエットの導入の前に、数日にわたって、何を、どのくらい、いつ食べたかを記録しておくと良い[5]。
- ダッシュダイエット導入のガイド[5]
- ゆっくり食事を変えて下さい。野菜や果物を1回の食事に1単位加えて下さい
- これまで使っていたバターやマーガリンの量を半分に減らして下さい
- もし、乳糖不耐症があるのなら、乳糖分解酵素の薬を飲むか、乳糖除去ミルクを使うかして下さい。
- 全粒の穀物(例えば全粒の麦、全粒のシリアル)を食べることによって、ビタミンBを補って下さい。
- 固めて摂らずに、3食に振り分けて下さい。各食事に2単位ずつの野菜や果物として下さい。果物を間食として摂ることもできます。
- 果物をデザートや間食として使って下さい。
文献
- ^ DASH diet eating plan
- ^ a b c Nutrition and Healthy Eating MAYO clinic
- ^ What is DASH diet?
- ^ 高血圧治療ガイドライン2014 p40
- ^ a b Your Guide to Lowering Blood Pressure 米国厚生省 p10