Wikipedia「腰痛」に、以下のように加筆しました。


米国の腰痛診療ガイドラインは、非特異的腰痛に対して、次のような保存的治療を推奨している[34]

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米国ハーバード大学のLandon 教授は次のように述べている。「非特異的腰痛では、大半の場合に3ヶ月以内に痛みは自然に収まる。画像検査や注入や手術を行っても、長期予後は少しも変わらない。それらは、腰で起きていることに、ほとんど影響を与えない。しかも事態を悪化させている可能性がある」[36]

各国のガイドラインが共通して推奨する事項

  • 診断的トリアージを行うこと(非特異的腰痛、根症候群、その他の重症疾患を鑑別すること)[16]
  • レッド・フラッグを用いて、重症疾患をスクリーニングすること
  • 神経学的なスクリーニングのために、診察を行うこと(下肢伸展挙上検査を含む)
  • もし改善しないのなら、精神的な要因を考慮すること(イエロー・フラッグ)
  • 非特異的腰痛に対して、ルーチンの画像検査は適応ではないこと