Wikipedia 英語版「腰痛」の「レッド・フラッグ」を以下のように訳しました。これを、日本語版Wikipedia 「腰痛」へ、加筆いたしました。
レッド・フラッグ(危険な徴候)
レッド・フラッグと呼ばれる徴候がある場合、重篤な疾患があるかもしれないのでさらに検査を行うことが必要である。重篤な疾患があれば、直ちに治療が必要だったり、特別の治療を必要とする可能性がある。[7][8]しかし、レッド・フラッグの徴候があるからといって、必ず重篤な疾患があるというわけではない。重篤な疾患がある可能性があるというだけで、[9][10]レッドフラッグを持つたいていの人は、大きな問題を持っていない。[6][11] もし、レッド・フラッグの徴候が全く無いのであれば、症状出現後4週間以内に、画像診断検査を行ったり、臨床検査を行うことは、有用でないことが示されている。[7]多くのレッド・フラッグの有用性は、エビデンスによれば、あまり支持されない。[12] 骨折を見つけるための最も良い手がかりは、高齢の年齢、ステロイドの使用、皮膚に跡を残すようなかなりの外傷などである。[12] がんを見つけるための最も良い手がかりは、その人の病歴である。[12]
他の原因を除外できたのであれば、非特異的な腰痛を持つ人は、通常は、原因をはっきり特定すること無く、対症的に治療される。[6][11] 抑うつや薬物濫用など、診断を複雑にする要因を明らかにする努力や、保険の支払いに関する議論は、役に立つ可能性がある。[7]