砂糖の害について、以下のような文章を読みました。
(1)「The truth about sugar」BBC Good Food 、Kerry Torrens
http://www.bbcgoodfood.com/howto/guide/truth-about-sugar
BBCの記事は、次のように述べています。
http://www.bbcgoodfood.com/howto/guide/truth-about-sugar
BBCの記事は、次のように述べています。
「砂糖を多く摂取すると、血糖値が急上昇して、気分はハイになります。そして次には、精神は急に落ち込んで、疲労感が生じ、甘い食品への強い渇望が生じます。これは悪循環となって、糖尿病や心臓病などの健康問題ともたらし、体重の問題をもたらすことがあります」。
「『砂糖はゼロ』という食品に注意して下さい。そういった食品には、しばしば、スクラロース、サッカリン、アスパルテームなどの合成甘味料が使われています。これらには、甘みがありますが、食べても甘いものへの渇望を満たさないので、脳へ混乱したメッセージが送られて、過食を導くのです。
(2)「Older Women with Diabetes Have an Increased Risk of Fracture: A Prospective Study」 Ann Schwartzら、The Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism Vollume 86, Issue 1, 2000年
http://press.endocrine.org/doi/abs/10.1210/jcem.86.1.7139
カリフォルニア大学のAnn Schwartz准教授らは、次のように述べておられます。
http://press.endocrine.org/doi/abs/10.1210/jcem.86.1.7139
カリフォルニア大学のAnn Schwartz准教授らは、次のように述べておられます。
「65歳以上の女性9654人を対象として調査したところ、40歳以上で糖尿病を発症したと報告する人は657人で、そのうちインスリンを使ったと報告するのは106人であった。平均9.4年の観察期間中に、脊椎以外で骨折したのは、計2624人であった。インスリンを使わない糖尿病の女性は、糖尿病の無い女性に比べて、股関節部の骨折を起こす割合は1.82倍であった」。
(3)「HFCS: This common food ingredient can really mess up your metabolism」Dr. Mercola、2010年1月26日
http://articles.mercola.com/sites/articles/archive/2010/01/26/sugar-may-be-bad-but-this-sweetener-is-far-more-deadly-part-2.aspx
Mercola医師は、つぎのように述べておられます。
http://articles.mercola.com/sites/articles/archive/2010/01/26/sugar-may-be-bad-but-this-sweetener-is-far-more-deadly-part-2.aspx
Mercola医師は、つぎのように述べておられます。
「1982年に、アメリカ心臓病協会AHA、アメリカ医師会AMA、合衆国農業省USDAは、脂肪の摂取目標をエネルギー全体の40%から30%に減らした。多くの人は、肥満と心臓病のリスクを減らそうとして、熱心に実行した。低脂肪が人々に広まるにつれて、心臓病や糖尿病や肥満の割合は減るはずであった。しかし、実際には減らなかった」。
(4)私が信頼しているのは、世界保健機構WHO、アメリカ疾病予防センターCDC、英国国民健康サービスNHS、米国国立健康研究所NIH、英国国営放送BBC、CNN、NHK、Nature紙、JAMA紙、NEJM紙、BMJ紙、朝日新聞アピタルの坪野先生などです。
(5)「Potential role of sugar (fructose) in the epidemic of hypertension, obesity and the metabolic syndrome, diabetes, kidney disease, and cardiovascular disease」 Richard Johnsonら、Am J Clin Nutr 2007;86:899-906
フロリダ大学のRichard Johnson教授らは、次のように述べておられます。
フロリダ大学のRichard Johnson教授らは、次のように述べておられます。
「砂糖(特に果糖)の過量な摂取は、心臓や腎臓の病気の蔓延に、決定的に重要な役割を果たしている」。
「肥満は、最初は、砂糖を買うことができるお金持ちに生じた。高血圧や糖尿病や肥満の最初の文献は、英国やフランスやドイツのように、多くの人々が砂糖を最初に買うことができるようになった国に現れた。また、英国や米国で、砂糖消費の増大は、肥満の増加と相関することが観察された。また、発展途上国に砂糖が紹介されると、肥満や心臓病を持つ割合が増加することが観察された」。
「臨床的な研究でも、砂糖(特に果糖)は、肥満をもたらし、メタボリック症候群をもたらすことが示されている。デンプンを主食とすると血液中の中性脂肪は増えないが、若い人に1日200グラムの砂糖を摂取してもらうと、血液中の中性脂肪は増える。げっ歯類の動物に砂糖を投与すると、メタボリック症候群の症状が出現する」。
(6)「How I broke my sugar habit」NHS、Lena Buckingham
http://www.nhs.uk/Livewell/Goodfood/Pages/How-I-reduced-my-sugar-intake.aspx
英国政府の国民健康サービスは、砂糖の習慣を離脱した女性にインタビューしています。この文書の中で、Lena Buckingham氏は、次のように述べておられます。
http://www.nhs.uk/Livewell/Goodfood/Pages/How-I-reduced-my-sugar-intake.aspx
英国政府の国民健康サービスは、砂糖の習慣を離脱した女性にインタビューしています。この文書の中で、Lena Buckingham氏は、次のように述べておられます。
「私は、砂糖を多く含む食品をやめることによって、少しずつ砂糖を減らしました。美味しい食品の多くは「加えられた砂糖」を含んでいますから、私は食品のラベルをしっかり見ています。私は、砂糖の代替物として、最初は、ステビアとキシリトールを使いました。またナツメヤシの実や干しブドウを甘味料として使っています。また熟したバナナや、スウィート・ポテトは、焼き料理によく合います。それらは、充分に甘いので、砂糖の添加は全く必要ありません。砂糖を減らすと、午後に眠くなることがなくなりました。また、お菓子のことをのべつ考えることが無くなりました」。
(7)「高尿酸血症・痛風診療のポイント」製薬会社グラクソ・スミスクライン
http://gsk-vintage.jp/product/zyloric/point/contents02/contents02_a04.html
製薬会社グラクソ・スミスクラインのホームページ内に、果糖が高尿酸血症を来たす機序について説明する文書があります。
http://gsk-vintage.jp/product/zyloric/point/contents02/contents02_a04.html
製薬会社グラクソ・スミスクラインのホームページ内に、果糖が高尿酸血症を来たす機序について説明する文書があります。
「果糖が肝臓で分解される際に、ATPからリン酸を奪うため、ATPが分解されて、その最終産物として尿酸が増える」。
(8)「6 Foods That Can Age Your Skin」Time、2014年8月5日
タイム紙は、皮膚老化を来たす6つの食品を挙げています。
タイム紙は、皮膚老化を来たす6つの食品を挙げています。
・お菓子
「砂糖の過剰な摂取は、糖化と呼ばれる過程をスタートさせる。細胞が処理できる以上の砂糖を摂取すると、その過剰な砂糖は、たんぱく質と結合し、糖化最終産物AGEsと呼ばれる物質を形成する。糖化最終産物AGEsは、皮膚を若く引き締まって保つためのタンパクであるコラーゲンにダメージを与える」。
・アルコール
・白ワイン
・焦げた肉
・食塩の多い食品
・加工肉
(9)「Diet Soda」テキサス大学健康サービス
http://www.healthyhorns.utexas.edu/n_dietsoda.html
テキサス大学健康サービスの文書は、次のように述べています。
http://www.healthyhorns.utexas.edu/n_dietsoda.html
テキサス大学健康サービスの文書は、次のように述べています。
「テキサス大学健康科学センターは、ダイエットソーダを飲む人は太りやすいと述べている」
「フラミンガム心臓病研究によれば、ダイエットソーダを飲む人は、肥満や高血糖などのメタボリック症候群になるリスクが高い」。
「パデュー大学の研究者によれば、ラットを人工甘味料で飼育すると、砂糖の多い食品で飼育した時よりも、体重増加が大きい」