食品や飲料に含まれる砂糖の量を以下のように調べてみました。なおWHOの新しい基準では、1日に2000キロカロリーを摂取している人では、砂糖の摂取を1日に25g以下にすることが勧められます。
 
国立健康・栄養研究所の「自分の飲んでいる飲み物からとる糖分の目安」によれば、以下のようです。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/03/dl/s0326-10l-002.pdf
   ヤクルト ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥1本で砂糖12g
   コーヒー飲料(小)‥‥‥‥‥‥‥1本で砂糖18g
   サイダー缶 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥1本で砂糖36g
   ヨーグルト(ドリンクタイプ)‥‥‥‥1本で砂糖39g
   炭酸飲料(コーラ)‥‥‥‥‥‥‥1本で砂糖42g
 
東芝病院の糖尿病委員会も「清涼飲料水・酒類の糖度とブドウ糖含有量」という文書を出しています。
http://www.toshiba.co.jp/hospital/education/diabetic/pdf/drink_todo_2.pdf
なお、野菜や果物に元から含まれている糖分と、加工食品に外から加えられる糖分とは、区別して考えるべきだと私は考えます。前者には食物繊維が共にあります。また糖分は高濃度にはなりません。また野菜や果物は、我々を依存症患者(リピーター)にしようとはしていません。
 
ヤクルトのホームページによれば、次のようです。「平成22年5月14日決算説明会」
http://www.yakult.co.jp/company/ir/meeting/settlement/aisatsu_201005.html
「香港では、新栄養表示法の施行に伴い、ヤクルトに含まれる砂糖の含有量についてマスコミによる報道がなされ、販売数量に影響が出ました。今後は、ライトタイプの商品導入などを行うことで、対応を図っていきます」。

文部科学省「日本食品標準成分表2010について第3章の15」(菓子類)によれば、以下のようです。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu3/attach/1299202.htm
   大福もち‥‥‥可食部100g当り砂糖15gを含む
   どらやき‥‥‥可食部100g当り砂糖38gを含む
   きんつば‥‥‥可食部100g当り砂糖40gを含む
   あんまん‥‥‥可食部100g当り砂糖16gを含む
   くりまんじゅう‥可食部100g当り砂糖42gを含む
   練りようかん‥可食部100g当り砂糖56gを含む
   衛生ボーロ‥‥可食部100g当り砂糖49gを含む
   あんパン‥‥‥可食部100g当り砂糖27gを含む
   シュークリーム‥可食部100g当り砂糖15gを含む
   ショートケーキ‥可食部100g当り砂糖23gを含む
 
手作りの各料理に含まれる砂糖の量は、料理ごとに、レシピごとに変わります。以下の数字は、私がネットを検索して、作成時に混入させる砂糖の量を書いてあるサイトを見つけて、それを書いたものです。つまり「あるサイトのレシピは、次のように書いてある」というものです。
   酢豚‥‥2、3人前を作るのに、砂糖12gを使用
   クッキー‥‥15枚を作るのに、砂糖25gを使用
   おはぎ‥‥‥5個を作るのに、砂糖60gを使用
   カツどん‥‥1人前を作るのに、砂糖7gを使用
   イカナゴの釘煮‥‥‥大さじ1杯(15g)の中に、砂糖5g、食塩1gあり
   寿司ご飯‥‥‥1合のお米を炊いて、それに砂糖10g、食塩5gを入れる
   ラーメンのツユ‥‥1人前を作るのに、砂糖3gを使用