(1)「減塩」という文章を書きました。このブログの字数制限を、少し越えているので、別のところに書きました。
減塩は非常に重要です。減塩により、高血圧、脳卒中、心筋梗塞、胃がんを減らすことができます。日本は、減塩の後進国です。私は減塩を実践しています。
疫学の重松逸造先生は、中国の古い文献を引用しておられます。それによれば、医者には、上医、中医、下医があって、上医とは、病気を予防する医者のことであるそうです。
http://www.fihs.org/health5/art1.pdf
私はこの本の読後に、蛍光灯を買う際に、青白いタイプではなく、昼食光のタイプにしました。また、寝室のパソコンを、しばらく使わないと自動的に画面のライトが消える設定にしました。
ところで、新生児に対して光線療法を行うことがあります。私は、保健所にいたときに、先輩の依頼で、光線療法を行った子どもに、発達の遅れがあるかどうかを調べたことがあります。母子手帳に光線療法を受けた記載があるかどうかを調べ、3歳児健診のときに、発達チェック項目に「未発達の項目」がいくつあるかを調べました。結論は、調べた範囲では「光線療法は、3歳児の発達に悪影響を及ぼさない」ということでした。
このことを勉強会で報告したときに、「なぜ光線療法は、体に悪いのですか」という質問がありました。私は、「ブルーライトがDNAを傷害するという文献があります」と答えました。確かにそのような文献はありましたが、ブルーライトはあまりDNAを損傷しないかもしれません。実際、この坪田先生の本にも、ブルーライトのDNA損傷については書かれていません。(なお、紫外線はDNAを損傷します)。
ブルーライトを発明したのは、現カリフォルニア大学の中村教授です。中村教授のおかげで、パソコンが総天然色になりました。ある時、中村教授は「日本の司法は、腐っている」と述べておられます。日本の裁判所では、正当な権利が守られないということでしょう。確かに、日本の司法は、「子どもの権利」や「子どもの権利条約」について、知らん顔をしています。つまり、最も大切な仕事をしていません。
(3)坪田教授は、「ごきげんだから、うまく行く」と述べておられます。坪田教授は、常にごきげんである方を選択しておられるそうです。
また、斉藤一人さんは、「自分の機嫌をとれ」と述べておられます。「他人は他人の都合があり、事情があるので、不機嫌になっているのであるから、他人の機嫌をとる必要は無い。他人は学んでいる途中である。自分の機嫌だけとれば良い」とのことです。「機嫌が良いことは、周囲への義務でもある。自分の機嫌も、心からの幸福も、自分の意思で決める」。「どうすれば自分の機嫌が良くなるかを考えて、それを実践する」。そうして、「自分の機嫌をとることも、自分が幸福になることも、お金を儲けることも同じ仕組みである」とのことです。
フロムは、「愛は、気分ではなく意思である」と述べています。もし愛が気分であるのなら、時間が5分も経てば、変わってしまうかもしれません。
W.James は「悲しいから泣くのではない。泣くから悲しいのだ」と述べていますが、坪田教授や斉藤一人さんやポジティブ心理学の学者は、さらに一歩進んで、「気分は、自分の意思だ」と述べています。ごきげんであるのも意思であり、幸福も意思であり、うまく行くのも意思であると述べています。
私を含めて、多くの人は「受身的な感情」にとらわれて生きています。主観的には、必要に駆られ、義務的に時間を過ごしているのですが、その場その場の感情にとらわれています。他人から不快感を与えられれば、それを気にして、あまり幸福でない時間を過ごします。不愉快な感情に、いちいち、とらわれてしまいます。そして、うじうじしたり、ムカムカしたり、気分を直すために娯楽をしたり、不快感を忘れるためにテレビを見たりネットをしたりします。そして、それに流されてしまいます。
坪田教授や斉藤一人さんやポジティブ心理学の学者は、感情を自分の意思でコントロールできると主張しています。自分に最も都合が良いように、感情をコントロールできるのです。感情をごきげんな状態に保つようコントロールし、意欲や生活をコントロールできるのです。全く自由に、自分のやりたいことができるのです。そうして、自分のための仕事を飛躍的に増やすことができます。「ごきげんだから、うまくいく」のです。
Randy は、「タイム・マネージメント」において、有意義に時間を過ごすためには、時間を管理することが必要であると述べています。そしてそのために、まず現状を把握するように勧めています。無駄に過ごしている時間を見つけて改善を工夫するなど、時間の消費を自分でコントロールするということです。
あるお金の本は、まずお金の出入りを把握するように勧めています。お金の流れを、意識的にコントロールするということです。そして、計画的に出費することを勧めています。収入があった分だけ使うのではなく、5%でも良いから剰余金として確保し、不意の病気に備えたり、自分への投資(勉強や読書)に使うことが勧められています。若い人から見れば、後で多くの富をもたらすような確実な投資先は、自分以外にはあり得ません。
坪田教授や斉藤一人さんやポジティブ心理学の学者は、感情をコントロールすることを勧めています。自分が心からごきげんになるためにどうすれば良いかを知って、それを実践するよう勧めています。そして「ごきげんなら、うまく行く」と保障しておられます。