(1)TPPのISD条項に反対します。
タバコ規制が困難になるからです。
タバコ規制が困難になるからです。
オーストラリア政府がタバコ規制を強化したところ、タバコ会社のフィリップモーリスはオーストラリア国内で訴訟を起こしました。しかし、オーストラリアの最高裁にて敗訴しました。当然です。しかし、香港フィリップモーリスは、オーストラリア政府を相手に、多額の賠償請求を、国際司法機関に行っています。現在これは、係争中ですが、結果は予断を許さない状況にあります。TPPのISD条項により、このような形で、タバコ規制ができなくなることが危惧されます。
米国政府は、自国内ではタバコ規制を行っていますが、他国にタバコを輸出しようとしています。国際司法機関は、米国寄りの判決を出すことが懸念されます。
(2)その他のTPPには賛成します。
貿易が自由化されて、食べ物が安くなります。野菜や果物の値段が下がって、消費量が増えて、健康によい影響があります。
農家に対しては、韓国のように、所得保障を行うのが望まれます。農産品を高くするのも、農家へ所得を保障するのも、農家にお金をプレゼントする点では同じです。どうせお金をプレゼントするのなら、野菜や果物の値段が安い方が、消費を伸ばしやすいので、健康増進が期待できます。
貿易交渉における、日本の聖域は、米、小麦、砂糖であるそうです。澱粉は、カロリー制限の観点から、摂取を減らすことがお勧めです。澱粉は体内で糖に変わります。澱粉を減らせば、食後の血糖値の上昇が穏やかになります。また、砂糖は、直接に血糖値を上げるので、摂取を極力減らすのがお勧めです。これらの食品に、高い関税をかければ、国内の値段も高いままとなり、消費が抑制されます。
主食の摂取を減らし、副食の摂取を増やすのであれば、それは、健康の観点から、望ましい変化です。
・複製が容易である‥‥‥通常の財は、もう一つ作ろうとすれば、自動車をもう1台作る場合のように、それ
なりの部品や作業が必要であるが、情報の場合は複製が容易である。
・取引は不可逆である‥‥‥通常の財は、いったん取引しても、元の状態に戻すことは不可能ではないが、
情報の場合は、いったん引き渡せば、覚えるなどの方法により、元の状態に
戻せない場合が多い。
・情報の価値は、他の多くの人が知っているかどうかによって変わる‥‥‥多くの人が知っている情報は
なりの部品や作業が必要であるが、情報の場合は複製が容易である。
・取引は不可逆である‥‥‥通常の財は、いったん取引しても、元の状態に戻すことは不可能ではないが、
情報の場合は、いったん引き渡せば、覚えるなどの方法により、元の状態に
戻せない場合が多い。
・情報の価値は、他の多くの人が知っているかどうかによって変わる‥‥‥多くの人が知っている情報は
価値が小さく、誰も知らない情報は価値が大きいことが多い。
・情報は、分割困難なことが多い‥‥‥データ的な情報は、分割可能であるが、アイデアの核心のような
・情報は、分割困難なことが多い‥‥‥データ的な情報は、分割可能であるが、アイデアの核心のような
情報は、分割困難である。
・情報の生産は不確実であることが多い‥‥‥温度記録など、データ的な情報は、確実に生産されるが、
・情報の生産は不確実であることが多い‥‥‥温度記録など、データ的な情報は、確実に生産されるが、
発明や発見は、不確実にしか行われない。
・情報の消費には不確実性がある‥‥‥本や映画のように、情報は購入して内容を知るまで、その価値が
・情報の消費には不確実性がある‥‥‥本や映画のように、情報は購入して内容を知るまで、その価値が
正確には分からない。
この本の中で、野口教授は「情報はどのような場合に公共財とすべきか」ということを考えておられます。「どんな場合に情報を無料提供すべきか」ということです。私は、政府の成長戦略に関して、重要な情報を無料提供するよう提案する投書をしました。
(4)「ごきげんナースとごきげんドクター」を読みました。
坪田先生の本は、いつも内容が豊富で、学ぶところが多くあります。坪田先生は、「うまく行ったから、ごきげんなのではない。ごきげんだから、うまく行ったのだ」と述べておられます。W・ジェームズは「悲しいから泣くのではない。泣くから悲しいのだ」と述べています(「心理学」)。
(5)食物繊維は、腸内細菌によって分解されるそうです。
そうして、主に大腸から吸収されるそうです。そうなら、食物繊維は、究極の低GI食品(食後に血糖値をあまり上げない食品)です。望ましい摂取量は、1日あたり、成人男性が19グラム、成人女性が17グラムです。近年、食物繊維の摂取量は減少傾向にあります。多くの人は食物繊維の摂取量が不足しています。
(6)私はキャベツを食べたら、内痔核からの出血が止まりました。
過去半年ほど毎日キャベツを食べました。刻みキャベツ150グラムに無色のゴマ油15ミリリットルをかけて食べました。食べている間は、内痔核からの出血が止まっていました。その後キャベツをやめると、出血が再び始まりました。さらにその後、再度キャベツを毎日食べるようにしたところ、食べ始めてから14日ほどで出血は止まり、今もその状態が続いています。
なお、出血といっても、大半の場合は1滴以下です。また、これまで私は大腸カメラ検査を5回受けています。
私は、このようにして、偶然に「内痔核のキャベツ療法」を発見しました。しかしネットで調べると、「痔にはキャベツが良い」という記事は多数見つかります。だから、JAMAやNEJMに投稿するのは、やめておきます。
(7)職場の5分間だけの勉強会で「サービス・マネージメント入門」を読みました。以下のようなことが書いてありました。
・サービスは、その時その場で提供される
・サービスは、顧客の主観的な満足感で評価される
・新規の客よりリピーターを増やすべきである
・サービスは、全人格的に提供される
(人間の成長と生産の力)
・顧客と職員の双方の満足感を高める必要がある
(ハッピーな従業員は顧客満足を高める)
(8)黒澤監督の映画「隠し砦の三悪人」を見ました。
この映画は、兵庫県の西宮市でロケが行われたそうです。
岩田先生も黒澤監督の映画を見ておられるようです(新刊書 p213)。
(9)「夫婦善哉」より「夫婦赤飯」がお勧めです。
作者の織田作之助は、33歳で死亡したそうです。また、織田作之助の妻は、31歳で死亡したそうです。善哉のように砂糖を多く含む食品は、お勧めではありません。アズキを食べるのなら、お赤飯にするのがお勧めです。
小説「夫婦善哉」には、いろいろな所で外食したことが書かれています。それは、高級料理と言うよりB級グルメです。しかし、外食は、お勧めではありません。外食の料理には、塩分が多く含まれています。また野菜や果物が充分ではありません。濃い味付けが行われています。砂糖、食塩、悪い油は、マイルド・ドラッグです。
卵、魚、肉、野菜、果物などを自分で料理して食べるのがお勧めです。安くて栄養のある食品は、たくさんあります。