(1)飛行機恐怖症
飛行機恐怖症の治療について、以下のような記事を書いて、Wikipedia 「飛行機恐怖症」の「対策」の所に投稿しました。実は、私は飛行機恐怖症であり、飛行機に乗るといつも恐怖で震えています。対策を知ろうとして、日本語版 Wikipedia 「飛行機恐怖症」を見ましたが、何も書いてなかったので、英語版を読んで、自分で書きました。


飛行機恐怖症の対策
(出典は主に英語版
  • 飛行機旅行がどのようなものかについて教育を受けることは、恐怖を減らす上で効果がある。飛行機が飛ぶ仕組みや、定期旅客機が運行する仕組みを理解することは、未知の物事への恐怖を減らす上で役に立つ。

  • 覚醒(危険について敏感になること)と恐怖心と危険性の3者を区別することが勧められる。危険性について非常に敏感になって、強い恐怖にかられていても、実際の危険性はあまり大きくない。実際の危険性は、すべての名古屋市民(人口約200万人)が、年に1回飛行機旅行をして、1名が亡くなるくらいである。名古屋市の年間の死亡者数は、2万人ほどであるが、飛行機事故で死ぬ人は、年に1人もいない。ガンや心筋梗塞や脳卒中に対する恐怖心をほとんど持たない人が、飛行機に対する恐怖心だけは強く持つのである。飛行機に乗っている最中に、いくら強く恐怖を憶えても、不愉快なだけで、生存確立を増やすことにはあまり役立たない。これに対し、ガンや心筋梗塞や脳卒中に強い恐怖を憶えるのであれば、対策を実践することができる。

  • もし、飛行機恐怖症の人が、操縦室の中で、機長の表情を見ることができれば、飛行機旅行は恐ろしいことではないと分かる。また通常の乱気流に遭遇しても何でもないと分かる。現実には、機長の表情を見ることはできないが、客室乗務員の表情を見ることはできる。映画「デイ・アフター・トゥモロー」では、この方法が勧められている。なお、小さい子どもは、本能に基づいて、いろいろな物事に恐怖を示すが、親の反応を見て、それを取り込んで、次第に怖がらなくなる。

  • この他、日常生活に埋没して危険を忘れる方法がある。食事をする、映画を見る、日常のささいな事に目を向ける、仕事の続きをするなどである。また逆に、ジョブズ氏のように「明日死ぬとしたら、今日何をするか」を考えて、今の時間を有意義に過ごす方法がある。日野原重明先生は、飛行機搭乗中に多くの原稿を書く。

  • 重症の場合は、医師からベンゾジアゼピン系の抗不安薬の処方を受ける場合がある。スタンフォード大学医学部は、ベンゾジアゼピン系の抗不安薬が、飛行機恐怖症に効果があることを報告している。
2013.9.1追記
Wikipedia 「飛行機恐怖症」に次のような外部リンクを追加しました。

*飛行機恐怖症の克服 ルフトハンザ航空
*私の対処法 飛行機恐怖症.com
*恐怖なしの飛行機旅行 バージン・アトランティック航空(英語)Youtube
*飛行機恐怖症の克服 CNN(英語)Youtube
*どうすれば飛行機恐怖症を克服できるか 米国不安抑うつ協会(英語)
*なぜ飛行機恐怖症は飛行機無知か インディペンデント紙(英語)

(2)
この小説は、青空文庫にあって、すぐに読むことができます。

ところで、善哉(ぜんざい)というのは、砂糖が加えられた食物です。お勧めできません。豆を食べるのは体に良いですから、小豆を食べるためには、お赤飯にするのがお勧めです。
 
(3)最高裁判決
ネットのニュースによれば、来たる9月4日(水曜日)に、ある遺産相続について、最高裁判決が言い渡されます。日本には、親が結婚していないと、子どもが受け取る遺産の額が半分にされるという制度がありますが、今回、これが論争点になっています。このような制度は、欧米では行われていません(ある論説文による)。国連からも是正するように勧告を受けています。