(1)私は、塩分制限をしています。
何年か前に、24時間の蓄尿をして、1日塩分摂取量を調べたら、5.7グラムでした。2週間前に、また調べたら6.8グラムでした。日本人の平均は11グラムくらいですから、これでも少ないほうです。CDC米国疾病予防センターによれば、51歳以上の人は、3.8グラム以下が良いとのことです。CDCの基準をクリアーしようと考えました。本気で、減塩に取り組んでいます。(CDCの基準:ストロークは脳卒中。ソディウムはNa。Na1500mgは、NaCl 3.8g)。
 
職員食堂の昼食は、おそらく塩分量が3グラムくらいでしょうから、職員食堂の食事を食べていはいけないことになります。チューブ入りのにんにくにも、食塩が加えられています。どのくらい加えられているか書かれていませんが、おそらく美味しいと感じるくらいに加えられているはずです。つまりたくさん加えられているはずです。マルシンのハンバーグにも1.2グラム入っていますから、食べることはできません。ベビーチーズにも入っています。魚肉ソーセージにも入っています。要するに、加工食品に多く入っています。
 
今週は、3.8グラムでした。ぎりぎりでCDCの基準をクリアーしました。ひと安心です。毎朝食べているイカナゴの釘煮を止めると、さらに1グラム減るはずです。また、昼に食べているビスケットを止めると、さらに0.5グラム減るはずです。
 
H25.5.26のNHKスペシャルによれば、ピグミー族には高血圧の人はおらず、脳卒中を起こす人もいないとのことです。塩分摂取量が少ないのだそうです。
 
日本には高血圧の人が4000万人もいます。その人々が、塩分制限をしっかりすれば、高血圧の人は減って、脳出血の人も減るでしょう。
 
英国では、政府と食品産業が話し合って、食品に混入させる塩分量を減らしているそうです。また、米国でも塩分摂取量を3グラム減らせば、心臓病の人がかなり減ると予測する論文があります。
 
(2)「がんになってからの食事と運動」という本を読みました。
これは「米国対がん協会の最新ガイドライン」という副題が付いています。東北大学の教授だった坪野先生が、監訳し、解説を書いておられます。
 
この本は、科学的にみて信頼できる本です。この本を読んで、納得できた点が多くあります。情報量が多くて、参考になる点が多い本です。

①「野菜、果物、全粒穀物の多い食事」が勧められています。
(今、容易に入手できる全粒穀物は、玄米です)。
②「加糖された食物の多くは、さまざまな栄養素の供給源とはなり得ず、多くの場合、より栄養価の高い食事の代わりに摂取されることになります。従って、加糖食物の摂取は制限することが推奨されます」。
③「サプリメントの使用は、栄養欠乏状態が生化学的(ビタミンD血中濃度の低下やビタミンB12の欠乏など)、あるいは臨床的(骨密度の低下など)に確認されている場合に限って考慮しましょう」
④「栄養素はできる限り食物から摂取するよう、がん生存者にアドバイスすることが最も賢明でしょう」
 
私が特に知りたかったのは、この①②③④でした。私は、坪野先生を心から尊敬しており、坪野先生の情報提供を信頼しています。
 
(3)「共同養育では、当事者の合意が困難である」という主張は、正しくありません。両方の親が子どもに充分に関与する制度の下では、合意形成は容易です。逆に、単独養育下では、子どもを取られてしまって、子どもと会えなくなる恐れがあり、合意のしようがありません。
 
監護権を除いた部分の親権は、あまり重要ではないので、会えない側の親は、子どもに充分に会うためなら、その部分の親権を譲るでしょう。子どもと充分に会えるのなら、他のことは、譲ればよいのです。 
 
法務省内の文書「諸外国における面会交流支援活動の実情と課題」によれば、以下のように、英国において当事者の合意は容易です。(p231)
 
「英国の離婚手続きの全ては、判決によるものなので、離婚を求める者は、離婚訴訟を裁判所に提起する必要がある。離婚当事者が、離婚や親子関係に関する諸条件について合意がある限り、特別手続きによって婚姻関係を解消することが可能である。離婚件数のほとんどは、この特別手続きによるもので、判決まで至るのは、1%にも満たないと言われている。
 
合意に関する陳述書には、次の事項を明記しなければならない。
①離婚後、子どもはどこに居住するか
②離婚後、子どもはだれと居住するか
③離婚後、非同居親はどのように、どの程度の頻度で子どもと交流するか
④離婚後、日常的に子どもを誰が監護するか
⑤子どもの健康状態
⑥子どもの就学の状態
⑦子どもの扶養状態
⑧子どもの保護に関する特別な取り決めの有無」
  
(4)「科学的知見」は、「単なる意見」とは異なります。
例えば、「離婚は子どもの精神に打撃を与える」ということが、科学的事実なのか、誰かの意見なのかを判別するのは、重要なことです。ペンシルバニア州立大学のAmato教授や、ケンブリッジ大学のLamb教授が、この問題の詳細を研究しておられます。

例えば、学校の教科書に書いてあることは、科学的事実です。単なる意見ではありません。物体の運動を調べる自然科学は、厳密科学です。人文科学や社会科学は、もっと複雑です。未知数の数が多い方程式を解くようなもので、厳密な解はありません。しかし、全く何も分からないわけではありません。社会や人間のことについても、科学的な観点に立って、調査研究を行って、一定の結論を出すことは可能です。

世の中には、優秀な研究者が大勢いて、科学的真実を次々に明らかにしてくれています。そういう成果を利用しないのは損です。
 
日本は、「共同養育のほうがうまくいく」という科学的事実を利用していません。離婚産業の抵抗によるものです。供給者の利益が、全体の利益を損なう例は、他にも多くあります。
 
(5)「灘高の英語」を読みました。世の中には、良い先生がいることが分かりました。
http://toyokeizai.net/articles/-/14412
http://toyokeizai.net/articles/-/14511
http://toyokeizai.net/articles/-/14598
 
(6)「英語不要論者こそ売国奴だ」の中に動画へのリンクがありました。この動画を見ました。
http://www.youtube.com/watch?v=C1Yb9lF6XOI
演者は中2であるそうです。英語もITもTime management も重要です。父親からの良い影響もあるのでしょう。
 
(7)この2~3年、私は単に待っていたような気がします。日本がハーグ条約を締結するのを待っていたのです。そうして、日本の家族法が改正されるのを、ただ単に待っていました。しかし、ハーグ条約の締結は、ジーン・シャープの言う「調整」に過ぎず、たいして何も変わっていません。
 
私はビジョンを持っておらず、ハードワークをせず、ただ待っていました。短期目標も中期目標も持っていませんでした。
 
(8)「父親になって最も良かったこと」という英国政府の動画を見ました。
スクリプトは90%以上分かりますが、聞き取りは10%くらい分かるだけです。
 
「子どもをずっと前から知っていたような気がします」。「夢が叶いました」。「驚くべきことです」。「私の人生が、満ち足りたものになりました」。「仕事でつらいことがあっても、帰って子どもの顔を見ると、苦労するかいがあると分かります」。