(1)NHKオンデマンド「女と男(その1)」を見ました。
210円で3日間だけ見ることができます。始まって22分のあたりで、ゴットマンの話になります。
人はどのようにして離婚するかという話です。映像には迫力があります。見て良かったです。
 
雨崎良未氏は進化心理学について英語の論文を多く紹介しておられますが、この放送のゴットマンの話についてブログ記事を書いて紹介しておられます
 
このNHKの放送については、本もあります。「女と男」(NHKスペシャアル取材班、角川文庫)です(p158-217)。この本には、ハードカバー版もあります。放送より詳しく書かれていますが、映像の方が迫力の点で勝っています。

ゴットマンの話は、Youtubeにもあります。ただし英語です。
critisism 批判
contempt  軽蔑(見下し)
defensiveness 防御
stonewalling 石の壁(コミュニケーションからの撤退)

ところで、相手に文句を言うことは、ぜひ必要なことです(意見表明、アサーティブネス)。これをしないと、苦痛が蓄積して、関係は破綻します。しかし、相手への批判は、相手の防御を招き、関係からの撤退を招いて、関係を破壊します。その両者は、どこが違うのでしょうか。
 
ゴットマンの妻のジュリアは、Youtube で次のように説明しています。
①文を「私は‥‥」で始めよ。
②事実だけ述べよ。
③具体的な提案をせよ。
 
次のような文は、意見表明の文です。関係維持には、ぜひ必要なことです。
「昨日、ゴミが捨てられていなかった(事実)。私は、悲しかった(「私は」で、文をはじめる)。あと5分早く起きて、ゴミを捨てて下さい(提案)。」
 
次のような文は、批判です。関係を破壊します。
「あなたは、怠け者だ。頭がおかしいのだ(批判、軽蔑)。」
ゴミを出さなかったのは、何か事情があったのかもしれません。ゴミを出すという役割分担に異議があるのかもしれません。発言者は、当事者に過ぎないのであって、評価を下す立場にはないはずです。批判と軽蔑は、防御と撤退を招きます。
 
Youtubeには、ゴットマンの研究全般を紹介する動画もあります。

(2)1日塩分量を測定しました。
5.7g‥‥3年くらい前に、1日蓄尿をして計りました。これは自費の検査です。
8.5g‥‥1週間前です。随時の尿より推定しました。これも自費の検査です。
5.9g‥‥1昨日です。
 
この1週間で、かなり減塩したのですが、あまり減っていません。がっかりです。
「ち。英語の成績も、いっこも上がらへんし」。
 
私の推定では、ベースが1g、昼食3g(職員食堂)、朝のイカナゴが1gです。
これで夕食に1g摂れば、計6gとなります。
これが現状です。1年くらい前から、職員食堂を使うようになっています。

「朝食の、塩分濃度は、1グラム」
(ところどころに俳句があると、山極先生の文章のようですね。これには季語がありませんが、季語はイカナゴで、季節は春です)
 
CDC(米国疾病予防センター)のお勧めは、51歳以上は、食塩換算で1日3.7g以下です。
「じゃあ、どうすりゃあ、いいんだよう」。
 
日野原先生の昼食は、ビスケット3枚と牛乳であるそうです。それなら塩分は少ないはずです。
しかし、聡明な101歳の人の食生活を、聡明ではない青年がマネしてもうまく行かないかもしれません。
必要とする栄養素の量が、高齢者と青年では、異なるかもしれません。
(少なくとも、気持ちは青年です)。
 
(3)ニンニクを食べました。
米国の国立がん研究所によれば、がんを減らす食品のうち、最も効果が大きいのはニンニクです。
しかし、毎日たくさん食べることは困難です。土曜日の午後とか、連休の始めのころに、食べています。
ニンニクは、悪魔祓いにも効果があるかもしれません。