(1)CDCの高血圧と塩分制限のサイトを見ました。
・人々が摂取する食塩の多くは、加工食品やレストランの食事に由来するそうです(下図)。
http://www.cdc.gov/bloodpressure/sodium.htm
・アメリカ人の大人に推奨される食塩量は、1日にナトリウムで2300mg(食塩に換算すると5.75g)であり、以下の条件に当てはまる人は、1日にナトリウムで1500mg(食塩に換算すると3.75g)です。
51歳以上
アフリカ系アメリカ人
高血圧患者
糖尿病患者
慢性腎疾患患者
http://www.cdc.gov/salt/
日本の目標値とかなり異なっています。私は、このような場合、アメリカの基準が正しいと信じます。
私は、かつて蓄尿して1日塩分量を測定したことがあります。5.7gでした。51歳以上であり、上の条件に当てはまるので、もう少し減らさなければなりません。
・人々が摂取する食塩の多くは、加工食品やレストランの食事に由来するそうです(下図)。
http://www.cdc.gov/bloodpressure/sodium.htm
・アメリカ人の大人に推奨される食塩量は、1日にナトリウムで2300mg(食塩に換算すると5.75g)であり、以下の条件に当てはまる人は、1日にナトリウムで1500mg(食塩に換算すると3.75g)です。
51歳以上
アフリカ系アメリカ人
高血圧患者
糖尿病患者
慢性腎疾患患者
http://www.cdc.gov/salt/
日本の目標値とかなり異なっています。私は、このような場合、アメリカの基準が正しいと信じます。
私は、かつて蓄尿して1日塩分量を測定したことがあります。5.7gでした。51歳以上であり、上の条件に当てはまるので、もう少し減らさなければなりません。
・アメリカ人の大人は、平均して1日に3300mgのナトリウム(食塩なら8.25g)を摂取しているそうです。日本人より少ないです。日本人は、平均して11~12gの食塩を摂取しています。日本の最近の目標値は、1日6g以下です。
・「鶏肉や豚肉の多くは、食塩水を注射されている」と書かれています。売り上げのために、ひどいことをしますね。
・米国で塩分の多い食品は、次のようなものであるそうです。
・「鶏肉や豚肉の多くは、食塩水を注射されている」と書かれています。売り上げのために、ひどいことをしますね。
・米国で塩分の多い食品は、次のようなものであるそうです。
パン
ハム・ソーセージ
ピザ
鳥肉
スープ
サンドウイッチ
チーズ
パスタ
肉料理
スナック菓子
http://www.cdc.gov/vitalsigns/sodium/
・「食塩を減らすことは、高血圧になるリスクを減らし、心筋梗塞や脳卒中になるリスクを減らす」と書かれています。食塩を減らすことは、日本の国立がんセンターの「がんを予防する13か条」の一つでもあります。
・「イギリスでは、すでに、消費者と生産者が協力して、広い範囲の食品に含まれる食塩を次第に減らすことに同意している」と書かれています。
http://www.nyc.gov/html/doh/downloads/pdf/cardio/cardio-salt-health-faq.pdf
http://www.cdc.gov/vitalsigns/sodium/
・「食塩を減らすことは、高血圧になるリスクを減らし、心筋梗塞や脳卒中になるリスクを減らす」と書かれています。食塩を減らすことは、日本の国立がんセンターの「がんを予防する13か条」の一つでもあります。
・「イギリスでは、すでに、消費者と生産者が協力して、広い範囲の食品に含まれる食塩を次第に減らすことに同意している」と書かれています。
http://www.nyc.gov/html/doh/downloads/pdf/cardio/cardio-salt-health-faq.pdf
タニタ食堂の昼食は、塩分量が1食で3.7~3.9gもあります。上記の基準から見て、とても健康食とは言えません。病人を増やして、医者の収入を増やすような食事です。所詮は、体重計を作る会社の宣伝用です。ただし、最近は塩分量を減らしているようです。


(2)尿を検査して、1日に摂取した塩分量を推定するホームページがありました。通常は、24時間の尿を貯めて、その中に含まれる食塩量を測定しますが、尿を残さず集めるのも大変です。このホームページなら、その場で採取した尿から、1日塩分量を推定できます。このページを1回だけ使ったことがあります。7gを摂取しているはずの方で測定したら、8.5gという結果でした。ある程度の誤差は止むを得ません。
http://www.mnet.ne.jp/~tnomura/nacl.htm
(3)「フード・ポリティックス」という本を入手しました。以前にも読んだことがあります。この本によれば、平均すれば、食品の材料費は、販売価格の20%ほどであそうです。残りの80%は、労働力、包装、広告、価値を高めるその他の活動の値段であるそうです。ただし、材料費の割合は、食品によって大きく異なるそうです。「業界の視点に立てば、1人前の分量を多くするのは、マーケッティングの点で有効なのである。食品の原価は、人件費や価値を加えるその他の要因の費用に比べて低い」と書かれています。
いま、フレンチフライの分量を2倍にします。そうすると材料費は、当然2倍になります。しかし、その他の費用はほとんど変わりません。元の製品の定価が100円だったとすると、材料費は20円です。中身を2倍にしても、定価は120円になるだけです。買う側は、一度にたくさん買った方が得なのです。売る側も、一度にたくさん売った方が得です。
この本によれば、食品会社が、食品を加工するのは、付加価値を付けて、より高い値段で売るためです。加工する際に、甘く、油っ濃く、塩辛くするそうです。消費者の健康は考慮されることなく、食塩は容赦なく、食品に混入されます。
この本によれば、食品会社の行動はそれだけではありません。政党や議員にお金を渡して規制をやめさせたり、研究者に便宜を図って批判を防いだりしています。
世の中の悪人が、食品会社に集合しているとは、考えにくいことです。どの業界も、同じだというのが、最もありそうなことです。しかし、我々が今暮らしているのは、情報がほとんど無料になった世界です。人と人のコミュニケーションが、いくらでもできる時代です。不誠実な対応は、今後は急速に淘汰されるでしょう。