坪田先生の「ごきげんな人は10年長生きできる」という本について、以下のようなカスタマーレビューを書きました。
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ポジティブ心理学の最良の入門書です 2012/8/31
By ホリオ
ポジティブ心理学の最良の入門書です 2012/8/31
By ホリオ
近年、欧米では、幸福感を増すための科学的研究が多く行われており、その成果が蓄積されています。本書は、それを分かりやすく解説したものです。
人は、幸福な状況が手に入っても、しばらくするとその状態に慣れてしまい、当然のものとして、有り難く思えなくなってしまいます。また、不快な出来事があると、それにとらわれてしまい、不快感が心の大半を占めるようになります。
こうした傾向に対して、ポジティブ心理学は、自分の良い点や、相手の良い点に注目することを提案しています。
著者は、次のようなことを紹介して、読者に勧めています。
・自分の長所を知って、それを日常生活に生かすこと(長所を知るための質問紙が紹介されています)。
・1日の終わりに、その日起きた良いこと3つを書き留めて、なぜそうなったかを考えること。
・家族や友人を大切にして、一緒にいる時間を増やして、心から楽しむこと
・1日の終わりに、その日起きた良いこと3つを書き留めて、なぜそうなったかを考えること。
・家族や友人を大切にして、一緒にいる時間を増やして、心から楽しむこと
こうしたことをしっかり実践すれば、幸福感が増して、ポジティブに前向きに生活することが可能になります。幸福感は、周りの人にも伝播して行きます。
幸福感を増すことにより、病気が減り、寿命が延び、収入が増えます。著者は端的に「ごきげんな人は寿命が10年伸びる」と述べています。幸福感の多い人は、(平均すれば)本当に寿命が10年も伸びるのです。
この本は、これまでに多くあった自己啓発本や幸福本とは、異なります。それらの多くは、誰かの思いつきや当てずっぽうです。この本は、科学的事実を紹介した本です。
京都大学の山中教授は、坪田教授の別の本「理系のための研究生活ガイド」を読んで、大発見ができたと述べておられます。科学的に正しい方法には、このように威力があります。
今すぐこの本を読んで、書かれていることを実践し、幸福感を増すのがお勧めです。そうすれば、ハッピーで有意義な人生を送ることが可能になります。
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