(1) 「ポジティブ心理学入門」の原著にあった映画リストのうち、次の2つを見ました。
 
シンドラーのリスト ☆☆☆☆ (Wikipedia
スピルバーグ監督は、ユダヤ系アメリカ人であるそうです。
 
スピルバーグ監督が関与した映画のうち、これまでに私が見たものは次のようです。E.T.、ジョーズフックマイノリティレポート宇宙戦争(リメイク版)、父親たちの星条旗硫黄島からの手紙ツイスターディープインパクト
 
ウィキペディアによれば、スピルバーグ監督の両親は離婚しており、スピルバーグ監督は「私の映画は、両親が離婚した子供たちに向けられたものだ」と述べておられるそうです。そういえば、「宇宙戦争」のリメイク版には親が離婚した子どもが出てきます。また、「ツイスター」にも離婚の話が出てきます。
 
今の若い人は、困難な状況になるとすぐにどうしたら良いかが分からなくなってしまうようです。昔は「若者たち」のようなテレビ番組があり、兄弟が苦労しながら助け合って行く様子が描かれていました。困難な状況でも、くじけずに努力すれば良いことが分かります。そうしたシリアスな番組は、今は、あまり見当たりません。この「シンドラーのリスト」も、困難な状況が書かれています。これを見れば、現代の小さい悩みなど、たいしたことではないと分かります。
 
天使のくれた時間 ☆☆☆☆ (Wikipedia
この映画で、恋人役の女性は、映画「ディープインパクト」で、父親とともに津波に飲まれる役の人です。
 
(2)「幸せがずっと続く12の行動習慣」を読みました。
著者のリボミアスキー氏は、カリフォルニア大の心理学教授です。次のようなことが書かれていました。
 
・金銭面での目標になんとか達しても、幸福感が増すことにはならない(p56)。
 
・人を助けることで、「誰かとつながりたい」「感謝されたい」「価値ある友情を得たい」という基本的な人間の欲求が満たされるのです(p148)。
 
・幸福な人々は例外なく、友人や家族との仲がよく、親密な人間関係を上手に育んでいます(p156)。
 
・ガンと診断された女性たちは、自分にとって大切なものを見直し、人生で本当に重要なものを考える必要に迫られました(p179)。

・回答者は、「過去の幸せだった出来事やイメージを思い出せば思い出すほど、現在の生活を楽しめるようになった」と報告している(p228)。

・目標達成に全力を尽くすと、何よりもまず人生の目的が見つかり、自分の人生を自らがコントロールしている感覚が得られます(p237)。
 
・幸せな気分になれば、人々は生産的で、健康で、友好的で、創造的になるのです(p278)。
 
(3)「世界でひとつだけの幸せ」を読みました。
著者のセリグマン氏は、ペンシルバニア大学教授で、アメリカ心理学会の前会長です。次のようなことが書かれていました。
 
・幸せな人が他人とのつながりが増える原因は、その利他主義にある(p59)。
 
・ネガティブな感情とポジティブな感情とは、間違いなく両極の関係ではない(p82)。