(1)共同親権の例
①アリゾナ州(The Role of the Father 第5版、p209)
2007年には、子どもを持つ親の離婚のうち、子どもが非同居親と過ごす時間が、子どもの時間の20%以上35%以下であったのは、全体の36%でした。また、子どもが非同居親と過ごす時間が、子どもの時間の36%以上50%以下であったのは、全体の29%でした。
2007年には、子どもを持つ親の離婚のうち、子どもが非同居親と過ごす時間が、子どもの時間の20%以上35%以下であったのは、全体の36%でした。また、子どもが非同居親と過ごす時間が、子どもの時間の36%以上50%以下であったのは、全体の29%でした。

③ウィスコンシン州(Wisconsin's 2004 Shared-Physical-Placement Guidlines)
2003年7月より2004年6月までにウィスコンシン州の家庭裁判所に関わった777例の分析です。
2003年7月より2004年6月までにウィスコンシン州の家庭裁判所に関わった777例の分析です。

①②③共に、共同親権のうちの、身体的共同親権(どのくらいの時間を子どもと一緒にいるか)について、養育計画書の内容を集計したものです。法的共同親権(学校や病院を誰が決めるか)については、例えば③のウィスコンシン州では、2001年には全体の87%のケースで、法的共同親権が認められています(The Stability of Shared Child Physical Placements in Recent Cohorts of Divorced Wisconsin Families)。
ウィスコンシン州では、2004年から2007年の間に、家族法の改正が行われています。実際にどのくらいの時間、子どもと会っているかについて、父親と母親へ聞き取り調査が行われています(Divorced Wisconsin Families with Shared Child Placements)。なお聞き取りは、①50%ずつの共同親権、②片寄った共同親権、③単独親権という3つのグループに分けて行われています。
(2)養育費の例
ウィスコンシン州では、2004年から2007年の間に、家族法の改正が行われています。実際にどのくらいの時間、子どもと会っているかについて、父親と母親へ聞き取り調査が行われています(Divorced Wisconsin Families with Shared Child Placements)。なお聞き取りは、①50%ずつの共同親権、②片寄った共同親権、③単独親権という3つのグループに分けて行われています。
(2)養育費の例
ウィスコンシン州において、父親も母親も年収が3万ドルで子どもが1人の場合、父親が子どもに全く会わない場合の養育費は、月額約600ドルです(The Stability of Shared Child Physical Placements in Recent Cohorts of Divorced Wi紹介sconsin Families)。父親が子どもと会う時間が増えても、子どもの時間の24%までは、養育費の額は変わりません。しかし、父親が子どもと会う時間が、子どもの時間の25%以上になると、養育費は減額され、子どもの時間の50%になると、養育費は0になります。(Wikipedia「共同親権」 に投稿予定です)。
(3)「ごきげんな人は10年長生きできる」
坪田先生の新刊書を読みました。この本で紹介されていた HAPPY というサイトで、1分ほどの動画4本を見ました。
また、この本で紹介されていた「自分の強み」を発見するためのアンケートVIS=IS(日本語)に回答しました。私の強みは、自制心、公平さ、愛し愛される力、誠実さ、向上心の5つです。ほめられたみたいで、うれしいです。
この本に書いてあることを、どんどん実践しようと思います。この本は、科学的知見に立脚しています。
この本に書いてあったように、「就寝前などに、その日にあった 3つの良いこと を書き出すこと」をしてみました。
①外来において、ある患者さんに誠実に対応し、専門病院を受診するよう丁寧に説明し、了解してもらえたこと、②検査の写真のコピーを、主治医の先生宛に持参できるように、患者さんにお渡しできたこと、③外来は特に問題も無く終了し、それぞれの患者さんの役に立てたこと。
上記サイトの動画によれば、人間は、悪い出来事に気を奪われすぎて不幸になってうまく行かないのだそうです。それで、良い出来事に注意を向ければうまく行くのだそうです。森田先生の言う「とらわれ」からの解放と関係があると思います。
坪田先生のお考えは、「多くの良いものを手に入れたから、ごきげんになったのではない。ごきげんにしていると多くの良いものが手に入るのだ」ということです。つまり「ごきげんにしていると、幸福になる」ということです。これは、ウイリアム・ジェームズの考えと共通する部分があります。「悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しいのだ」とか「人間は幸せだから歌うのではない。歌うから幸せになるのだ」というような考えです。
(4)交流が先か、養育費が先か
坪田先生のお考えは、「多くの良いものを手に入れたから、ごきげんになったのではない。ごきげんにしていると多くの良いものが手に入るのだ」ということです。つまり「ごきげんにしていると、幸福になる」ということです。これは、ウイリアム・ジェームズの考えと共通する部分があります。「悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しいのだ」とか「人間は幸せだから歌うのではない。歌うから幸せになるのだ」というような考えです。
(4)交流が先か、養育費が先か
交流の頻度が少ないと、養育費が支払われないことがあります。逆に交流の頻度が多いと、養育費は支払われます。経時的なデータを用いて、その前後関係を調べた研究論文があります。どちらが原因で、どちらが結果かということです。著者は、「交流が養育費に与える影響の方が、養育費が交流に与える影響より強い」と述べています。交流が原因で、支払いが結果ということです。つまり、親子関係を切られるので、お金を払わなくなるということです。可愛い我が子にお金を払いたくない親はいないでしょう。親子関係を切らないことがお勧めです。