(1)前回申し上げましたように、「共同親権の世論調査」という文章を Wikipedia 「共同親権」に投稿しました。
(2)「古代の連れ去り」という文章を Wikipedia 「親による子供の拉致」に投稿しました。
(3)Shared parenting After Divorce: A Review of Shared Residential Parenting Research という論文を読みました。著者は、父と娘の親子関係を研究しておられます。著者は、以下のように多くの論文を踏まえて、離婚後は共同養育が望ましいと結論しています。
親が離婚した子どもは、父親が子どもの日常生活の広い範囲の内容に積極的に関与した場合に、最も大きな利益を受ける。そして父親が、放任主義ではなく、子どもに盲従を強いるのではなく、父としての権威を保って子どもと接する場合に、子どもは最も大きな利益を受ける。(Lamb 1997)The effects of divorce and custody arrangements on child behavior
子どもが母親だけと暮らしていると、多くの父親は、質が高く権威のある親子の時間を、あまりにも短い時間で終わらせてしまう。(Amato 2009)Changes in nonresident father-child contact from 1976 to 2002
子どもは、日中に父親と会うだけでなく、父親の家に宿泊する方が、父親とより親しい関係を維持することができる。(Cashmore 2008) Overnight stays and children's relationships with parents after divorce
子どもは、思春期が近づくにつれて、母親の家よりも父親の家に、より行きたがるようになる。(Bauchanan 1996) Child adjustment in joint custody versus sole custody
親が離婚した900人の大学生は、父親ともっと良い親子関係を持つことを望んでいた。あるいは、父親と少しでも親子関係があることを望んでいた。(Harvey 2010)Children of Dicvorce
スタンフォード養育プロジェクトでは、1984年から1988年までの4年間、親が離婚した1100家族(子ども1386人)について、追跡調査を行った。共同養育を行っていたのは92家族であった。離婚後4年後には、両方の家を行き来していた子どもは、片方の家に住んでいた子どもに比べて、学業成績がよく、精神的にも心理的にもより安定していた。(Buchanan 1996)Adrescent after divorce
共同養育の子どもは、抑うつ症状が少なく、健康のトラブルが少なく、ストレス関連の病気が少なかった。共同養育の子どもは、片方の家に住んでいる子どもよりも、自分の生活のあり方に満足していた。(Fabricius 2007)Postdivorce living arrangements, parent conflict and physical health for children of divorce
両方の家で暮らす子どもは、そうでない子どもと比較して、父親とより親しい関係を維持するだけでなく、母親ともより親しい関係を維持する。(Fabricius 2003) Listening to children of divorce
父親の家と母親の家を行き来するタイプの共同養育は、多くの時間を母親と過ごすタイプの育児と比較して、子どもの社会的、精神的、心理的な予後を良くするかまたは同じにする。もっと重要なのは、父と子の親子関係を、より強固なものにして、永続的なものにすることである。(著者によるまとめ)
(5)TEDの動画「サイモン シネック: 優れたリーダーはどうやって行動を促すか」を見ました。演者は「Why なぜそれをするのか」を重視しておられます。これは、山中教授の「Vision」や、コビー氏の「重要なこと」と、共通する部分があります。私は今後、自分の行動の「なぜか」を、よく考えようと思います。
(6)「アリーmyラブ」のシーズン1のエピソード1~4を見ました。「アリーmyラブ」は、野口教授の本「超英語法」の「映画でTOEICの勉強」の中で勧められています。
親が離婚した子どもは、父親が子どもの日常生活の広い範囲の内容に積極的に関与した場合に、最も大きな利益を受ける。そして父親が、放任主義ではなく、子どもに盲従を強いるのではなく、父としての権威を保って子どもと接する場合に、子どもは最も大きな利益を受ける。(Lamb 1997)The effects of divorce and custody arrangements on child behavior
子どもが母親だけと暮らしていると、多くの父親は、質が高く権威のある親子の時間を、あまりにも短い時間で終わらせてしまう。(Amato 2009)Changes in nonresident father-child contact from 1976 to 2002
子どもは、日中に父親と会うだけでなく、父親の家に宿泊する方が、父親とより親しい関係を維持することができる。(Cashmore 2008) Overnight stays and children's relationships with parents after divorce
子どもは、思春期が近づくにつれて、母親の家よりも父親の家に、より行きたがるようになる。(Bauchanan 1996) Child adjustment in joint custody versus sole custody
親が離婚した900人の大学生は、父親ともっと良い親子関係を持つことを望んでいた。あるいは、父親と少しでも親子関係があることを望んでいた。(Harvey 2010)Children of Dicvorce
スタンフォード養育プロジェクトでは、1984年から1988年までの4年間、親が離婚した1100家族(子ども1386人)について、追跡調査を行った。共同養育を行っていたのは92家族であった。離婚後4年後には、両方の家を行き来していた子どもは、片方の家に住んでいた子どもに比べて、学業成績がよく、精神的にも心理的にもより安定していた。(Buchanan 1996)Adrescent after divorce
共同養育の子どもは、抑うつ症状が少なく、健康のトラブルが少なく、ストレス関連の病気が少なかった。共同養育の子どもは、片方の家に住んでいる子どもよりも、自分の生活のあり方に満足していた。(Fabricius 2007)Postdivorce living arrangements, parent conflict and physical health for children of divorce
両方の家で暮らす子どもは、そうでない子どもと比較して、父親とより親しい関係を維持するだけでなく、母親ともより親しい関係を維持する。(Fabricius 2003) Listening to children of divorce
父親の家と母親の家を行き来するタイプの共同養育は、多くの時間を母親と過ごすタイプの育児と比較して、子どもの社会的、精神的、心理的な予後を良くするかまたは同じにする。もっと重要なのは、父と子の親子関係を、より強固なものにして、永続的なものにすることである。(著者によるまとめ)
(5)TEDの動画「サイモン シネック: 優れたリーダーはどうやって行動を促すか」を見ました。演者は「Why なぜそれをするのか」を重視しておられます。これは、山中教授の「Vision」や、コビー氏の「重要なこと」と、共通する部分があります。私は今後、自分の行動の「なぜか」を、よく考えようと思います。
(6)「アリーmyラブ」のシーズン1のエピソード1~4を見ました。「アリーmyラブ」は、野口教授の本「超英語法」の「映画でTOEICの勉強」の中で勧められています。
「アリーmyラブ」の設定は、「グレイズ・アナトミー」と似ています。主人公は、優秀な若い女性で、駆け出しの弁護士と、駆け出しの外科医です。主人公が惹かれる彼は同業者で、職場が同じです。その彼は結婚しており、彼の妻も同業者です。
「グレイズ・アナトミー」は、病気を扱うので、毎回の話題は深刻でシリアスです。自分もいつ病気になるか分かりません。また、病気をきっかけとして貧困に陥ることがあります。「アリーmyラブ」は、人の意見の対立を扱っています。意見の対立は、当事者から見れば深刻ですが、第三者から見れば双方の言い分が理解できるなど、あまり深刻でない場合もあります。
いずれにしても、「登場人物は、来る日も来る日も勉強して、何事も無くおとなしく寝た」のでは話は進みません。だから、毎回、恋愛に関するいろいろな出来事が起きて、話が進んで行きます。そうした話の展開には、ついて行けない場合があります。