(1)TOEIC トーイック
5月に受けたTOEICの結果が出ました。815点でした。今回は、ヒアリングにおいて、問題文の先読みをしました。先読みの仕方について、試験時間中に試行錯誤しました。もう少しうまく先読みをすれば、あと10点くらい上がるだろうと思っています。しかし、それ以上は上がりません。英語の実力は全く付いていません。秋が深くなったら、また受けようと思います。

(2)The Crime of Family Abduction 家族を誘拐する罪
これは、米国法務省の文章です。この文章の一部分(前3分の1)を読みました。

・社会は、親による子どもの連れ去りが子どもに与える衝撃とその影響を過小評価している。
・子どもの連れ去りでは、片親は逃走して、子どもをかくまい、面会交流をさせようとしない。
・子どもの連れ去りは犯罪である。
・連れ去られた子どもは、長く続く精神的な影響と、長く続く社会的な影響を受ける。
・連れ去りは、連れ去られた子どもと片親の心を傷つけるだけでなく、兄弟や祖父母や友人の心も傷つける。

・家族による連れ去りの特徴
① 子どもをかくまうこと 
連れ去った家族は、連れ去りを秘密にして、子どもの居場所を隠す。
② 無期限に子どもを奪うつもりであること
連れ去った家族は、子どもと連れ去られた親やその関係者との面会交流を、無期限に妨害するつもりである。
③ 逃走すること
子どもを連れ去る家族は、子どもを州の外へ連れて行ったり、国外へ連れて行ったりして、状況の回復を困難にさせる。

(3)Pretty Woman プリティ・ウーマン
野口教授の「超英語法」 p217 には 「映画でTOEICの勉強」 というコーナーがあり、映画「エリン・ブロコビッチ」と「プリティ・ウーマン」が紹介されています。TOEICの成績を上げるためには、この2つの映画を見るのが最適であるようです。いずれも、ジュリア・ロバーツが主演しています。

今回、「プリティ・ウーマン」を見ました。
 
①意思の疎通
主人公の女性(ビビアン)が他の人と話をしていたことについて、相手の男性は、不愉快であることを伝えました。このような意思の疎通は、不快感を蓄積させないために、ぜひ必要なことです。快適なことについては、黙っていることも可能ですが、不快なことについては、意思の疎通がぜひ必要です。
 
ビビアンは、誰とでも親しく話をすることと、一人の人と特別親しくなることの、どちらかを選択する必要があります。
 
②自己開示
親しくなると、ビビアンは、相手の男性に、これまでの生い立ちを話しました。ビビアンは正直で率直です。より親しい関係を望むなら、自己開示は不可欠です。黙っている者に対して、親しい愛情を持つことは、困難です。得体のしれないものを愛することはできません。自分をだます者を愛することはできません。自己開示しないのは、自己開示できないからである可能性があります。自己開示にはリスクもあります。自分は相手が求めている人では無いことが明らかになる場合もあります。しかし、より親しくなるためには、リスクをおかしても、自分を語って相手の話を聞いて、相互に理解することが必要です。

③自分が求めるもの 
ビビアンは、自分の希望(夢)について、相手の男性に語りました。そして、相手の男性はその夢を叶えました。人間が100人いれば、100通りの夢があります。相互に、自分が求めるものを相手に伝えて、叶えてもらう必要があります。
 
④私的生活の成功
コビーの「7つの習慣」によれば、私的生活の成功の後で、公的生活の成功があるそうです。成功とは、お金の額の比較だけではないと思います。
 
相手の男性は、過去の私的生活においては、愛情あふれる関係の構築に失敗してきました。今回、信頼や愛情や誠実さなどにより、私的生活が成功すれば、公的生活でも成功する可能性があります。
 
⑤弁護士
普通の人は、善悪の感覚に従って行動しています。悪いことをしてはいけないということです。しかしながら、弁護士には、刑法や民法の知識があり、「現在ある法律に違反しなければ何をやっても罰せられることはない」という態度に出ることがあり得ます。
 
実際、相手の男性は、弁護士と組んで、無慈悲なやり方で多くのお金を得ていたのでした。しかし、その弁護士によって、大切な女性を侮辱され、乱暴されかかったのでした。そのような関係にしか過ぎなかったのです。
 
日本では、子どもの権利を守るべき弁護士が、連れ去りを指南している現実があります。連れ去りは、子どもを道具として扱い、子どもの精神に大きなダメージを与えるので、外国では重罪とされています。このようなことがあるので、法律を細かく作って、弁護士や裁判官を拘束する必要があるのです。また、陪審員によって裁判のプロセスを監視する必要があるのです。
 
相手の男性は、お金を無慈悲に稼ぐ生活から離れて、私的生活での成功を拡大して、公的生活でも成功する可能性があります。それは社会の人々と、暖かくて建設的な関係を樹立するということです。
 
⑥相手の男性役の俳優(リチャード・ギア)は、この映画の次に黒澤監督の「8月の狂詩曲」に出演したそうです。