次のような「子どもへの手紙」という文章を書いて、私のホームページ上の文書「共同親権」にアップロードしました。
(1)用語
子どもへ手紙を書く場合、子どもの知っている言葉を使う必要があります。それを知るために役に立つのは、子どもの教科書です。いろいろな出版社が教科書を発行していますが、子どもが使っている教科書がベストです。
小学校1年では、手紙の文は、例えば次のようになるでしょう。「はるになりました。げんきにしていますか」。このように平仮名だけです。小学校3年では、少し漢字が増えて、「大きくなったら、何になりたいですか」のようになります。小学校5年では、漢字がずっと増えます。「温められた空気は、軽くなって上へあがって行きます」。中学では、もっと複雑なことを書く事ができます。
子どもへの手紙に漢字を使う時には、その漢字をすでに習っているかどうかを、国語の教科書でいちいち調べておくことがお勧めです。教科書を見ておくと、どのくらい難しい言葉を使って良いかが、だいたい分かります。
(2)内容
適当な話題がないときには、教科書の内容を説明する手紙がお勧めです。アメリカ政府とアメリカPTAは、「父親が、子どもの勉強に関われば関わるほど、子どもの成績は伸びる」と言っています(Wikipedia 「父親の役割」)。
(1)用語
子どもへ手紙を書く場合、子どもの知っている言葉を使う必要があります。それを知るために役に立つのは、子どもの教科書です。いろいろな出版社が教科書を発行していますが、子どもが使っている教科書がベストです。
小学校1年では、手紙の文は、例えば次のようになるでしょう。「はるになりました。げんきにしていますか」。このように平仮名だけです。小学校3年では、少し漢字が増えて、「大きくなったら、何になりたいですか」のようになります。小学校5年では、漢字がずっと増えます。「温められた空気は、軽くなって上へあがって行きます」。中学では、もっと複雑なことを書く事ができます。
子どもへの手紙に漢字を使う時には、その漢字をすでに習っているかどうかを、国語の教科書でいちいち調べておくことがお勧めです。教科書を見ておくと、どのくらい難しい言葉を使って良いかが、だいたい分かります。
(2)内容
適当な話題がないときには、教科書の内容を説明する手紙がお勧めです。アメリカ政府とアメリカPTAは、「父親が、子どもの勉強に関われば関わるほど、子どもの成績は伸びる」と言っています(Wikipedia 「父親の役割」)。
・国語
物語文の時には、ネットで作者の写真を探したり、作者の略歴を調べたりして、どういう人かを子どもに説明します。文法の時には、教科書と同じ説明を行なって、例については、教科書の例とは異なるものを探します。
・算数
教科書の例題を、数字だけ変えて、出題して自分で回答を書きます。簡単に解説を言葉で書くのも良いでしょう。
・理科
書くネタは多くあります。教科書に「ヘチマを植えよう」とあれば、本当に植えます。成長するようすを時々写真に撮ります。自然について説明は、実物の写真を撮ったり、ネット上の写真やイラストを集めます。教科書をわかりやすく説明するということです。
(3)目的
・子どもの応援団長であることを子どもに知らせる
子どもは、片親に会えなくなると「どうして会いに来てくれないのか」と考えます。そうして「見捨てられたのだ」と思い込んで心が沈むことがあります。会えなくなった片親から子ども宛の手紙が時々届けば、見捨てられたのではないことが子どもに分かります。
・子どもに愛情を示す
子どもに愛情を示すには、言葉だけでなく態度でも示す必要があります。何をするにも手間と暇をかけることが必要です。手間と暇をかけて、子どものためになることをするのがお勧めです。
・子どもに世界を紹介する
理科の説明をすることによって、科学的思考とは何かを子どもに伝えることができます。情報の意義や、学習の大切さを子どもに伝えることができます。対面的な状況では伝えにくいことも、手紙なら伝えられることもあります。
(4)処理
手紙を受け取った側で、クリアファイルに保存し、PDF化してパソコンとクラウドに保存してくれると良いのですが、なにせ相手は小さい子どもです。送る側でそれをしましょう。クラウドは、Gmailの添付文書で自分自身に送っておくか、Dropboxに入れておくのがお勧めです(野口教授の「クラウド超仕事法」参照)。
子どもが大きくなってから再度読むことが可能なように、手紙を保存して下さい。いずれ、全ての事情を分かってくれる日が来ます。努力が報われる日が来ます。現在の子どもへのコミュニケーションだけでなく、将来の子どもへのコミュニケーションという意味があります。
手紙として紙に書いて郵便で送るだけでなく、ブログのような形で現在の努力を記録しておいても、将来の子どもがそれを見て、多くを理解してくれるでしょう。