次の超一流の人達は、正真正銘の本物です。
(1)京都大の山中教授のビデオを見ました。
これは、山中教授による高校生向けの講演です。始めはゆっくり始まりますが、次第に内容に引き込まれます。
ビジョンとハードワークが重要であると言っておられます。私の場合は、ビジョンが無く、方向感覚が無く、その日暮らしで、毎日別の方向を向いており、しかものんびり休みながら歩いているので、少しも前に進まないのです。
もっと若いときにこういう良い話を聞きたかったと思います。今の私の場合は、手遅れに近いです。もっとも、私の若いときには、こういう話の価値が分からなかっただろうと思います。聞いても聞き流すだけで、実践しなかっただろうと思います。
山中教授は、若いころ柔道で骨折したそうです。柔道は危険なスポーツです。ラグビーも同じです。
これまで私は、英語音声で聞いていましたが、この日本語字幕を見ると、3割ほどしか理解できていなかったことが分かります。
「今日が人生最後の日だったら自分はどうするか」という問いかけを、ジョブス氏は、毎日自分にしてきたそうです。私は、親に、これまで育ててくれたことを感謝するだろうと思います。毎日この問いかけを自分にするということは、今日したことは本当にそれで良かったのかという反省を毎日するということだと思います。
ジョブス氏は、大学を辞めたり、会社をクビになったりしても、へこたれていません。会社をクビになったことも、「私は、その苦い薬を必要としていた患者だった」と述べています。率直に今の事態を受け入れて、また新しい一歩を踏み出しています。
このビデオには、他の視聴者のヤジが入っています。オバマ大統領は、教育の意義について述べておられます。ハリーポッターの著者も、バスケットボールのスター選手も、失敗を乗り越えて成功したと述べておられます。
こうした超一流の人たちは、このように講演も超一流です。聞く人に、力を与えてくれます。私たちが必要とする大切なことを、教えてくれます。自分自身もそのようにして育ててもらったという感謝の気持ちがあり、そうした啓発が他の人でも可能であるという確信があるのでしょう。
残念ながら私は三流で、普通の人ですが、こうして超一流の人を賞賛することはできます。そして、こうした超一流の人たちから、少しでも学ぼうとしています。