(1)共同親権の制度が導入されるとどうなるか。
これまでに、例えばアメリカ合衆国の各州において、共同親権が導入されたことがありました。父親と母親との接点は増えますが、争いはむしろ減るそうです。協力して、子育てをするようになるとのことです。子どもの奪い合いをしなくて済むようになるからでしょう。

単独親権では、子どもと同居している親にしても、いつなんどき、子どもに会えない側に回されるかもしてません。相手と子どもとの親子関係を完全に断ち切っておかなければ、安心できません。会えない側は、少しでも何とかしようとするでしょう。そんな状態で、心からの協力などあり得ないでしょう。父親と母親が争うほど、子どもの精神的予後は悪化します。

共同親権が導入されれば、子どもの精神的予後が改善します。争いが減り、非同居親から子どもへの経済的援助が増えます。父親の役割を充分に果たすことが可能になります。子どもと両方の親子関係が維持されます。

また、共同親権が導入されると1、2年以内に、その州の離婚率が低下するそうです。共同親権が導入されると、夫婦の争いが減って、離婚を扱う弁護士の収入が減ります。

(Wikipedia の「共同親権」に加筆しようと思っています)

(2)検査項目数の多い人間ドックの価値は何か
検査項目は多ければ多いほど良いのでしょうか。例えば血液検査で腫瘍マーカーを10項目くらい調べるという内容の人間ドックがあります。しかし腫瘍マーカーは、癌の早期発見のためには、あまり役に立ちません。腫瘍がある程度大きくならないと、異常値になりません。

しかし、手遅れが分かるだけとしても、検査する価値はあります。手遅れ分かれば、パウシュ教授のように、残りの時間を充実して過ごせる可能性があります。

特別に症状も無いのに健康診断の一環として、胸部CT、上腹部CT、下腹部CTなどの検査を受けるのは、ハイリスクの人でもない限り、あまりお勧めしません。特に若い人が毎年受けるのはお勧めしません。(ただしこれは、症状が無い場合の話であって、何らかの症状があって病院を受診する場合は、また別の話になります)。

(3)映画「ロッキー」を見ました。
パウシュ教授が、ロッキーが好きだと書いておられましたので、私もロッキーを見ました。学ぶ点の多い映画でした。例えば、ロッキーとコーチが、信頼関係を築いていく過程は、参考になりました。両者は、甘いことを言うような関係ではなく、向上するための関係です。

しかしボクシングは、悲しいスポーツです。また、危険なスポーツでもあります。同じ戦うにしても、例えば、子どもの権利の実現のために戦う方がより良いです。

(4)カレーをやめました。
岩垂先生によれば、内痔核に対して、カレー粉はよくないそうです。私は1年以上、ほぼ毎日「ちょい食べカレー」を食べていましたが、それをやめました。これで、摂取塩分量が1日に0.5グラム減るはずです。

(5)ホトトギスの声です。
6月6日に撮影しました。画像は横向きです。