日本全体では1年間に100万人が亡くなります。毎日3000人が亡くなっています。死亡の原因で多いのは、癌、脳卒中、心筋梗塞です。余りに多く、ありふれているので、毎日のニュースにはなりません。
そうした死亡のうち、予防できるものがかなりあります。
癌の予防については、国立がんセンターが作った「癌を予防する13か条」があります。各国でこのような指針が作られていますが、内容はほぼ同じです。
脳卒中と心筋梗塞の予防のためには、血圧のコントロールと、コレステロールのコントロールが重要です。
血圧のコントロールのための食事療法は、塩分制限です。日本人は平均1日に平均10~13グラムの食塩を摂取していますが、1日6グラム以下が勧められています。
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/seikatu/kouketuatu/meal.html
24時間尿をためて、その一部を持ってきて下されば、1日に排出する食塩の量が分かります。それは、1日に摂取する食塩の量とほぼ同じです。牛乳の1リットルパックを利用するなどして、24時間の尿量を計ってください。ある日私が自分自身について調べてみると、1日の塩分量は5.7グラムでした。厚生労働省のお勧めの水準はクリアーしていますが、今一つです。
コレステロールを下げるための食事は、(1)まずコレステロールを多く含むものを減らすことです。卵黄は、特に多くのコレステロールを含んでいます。イカ、タコ、エビも多くのコレステロールを含んでいます。(2)次に、コレステロールをわずかしか含んでいないものを増やすことです。植物性の食品は、ほとんどコレステロールを含みません。野菜、果物、豆などが植物性の食品です。(3)悪い脂肪を減らして、良い脂肪を増やして下さい。良い脂肪とは魚の脂肪のことです。魚を1日に1回食べるのがお勧めです。植物性の油は、どちらかと言えば良い脂肪です。悪い脂肪とは、動物性の脂肪のことです。肉の脂身やバターが動物性の脂肪です。マーガリンは植物性の脂肪ですが、加工するときに、悪い油が発生しています。
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/seikatu/kousi/meal.html
体内のコレステロールのうち、食事に由来するのは2割ほどですが、食事療法により、その分を減らすことが可能になります。体内で合成されるコレステロールを減らすには、良い生活習慣を改善させる必要があります。適度な運動、体重管理(カロリー制限)などです。
事故や災害では、危険が可視化されやすいという特徴があります。障害を受けた状況が見えるので、対策の必要性が分かります。しかし、例えば発ガンでは、通常何時発ガンしたかは分かりません。発ガンの原因も通常は分かりません。手遅れになった時に結果が分かるだけです。対策も確率的なものになります。
事故や災害は、リスク管理の指針になります。
そうした死亡のうち、予防できるものがかなりあります。
癌の予防については、国立がんセンターが作った「癌を予防する13か条」があります。各国でこのような指針が作られていますが、内容はほぼ同じです。
脳卒中と心筋梗塞の予防のためには、血圧のコントロールと、コレステロールのコントロールが重要です。
血圧のコントロールのための食事療法は、塩分制限です。日本人は平均1日に平均10~13グラムの食塩を摂取していますが、1日6グラム以下が勧められています。
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/seikatu/kouketuatu/meal.html
24時間尿をためて、その一部を持ってきて下されば、1日に排出する食塩の量が分かります。それは、1日に摂取する食塩の量とほぼ同じです。牛乳の1リットルパックを利用するなどして、24時間の尿量を計ってください。ある日私が自分自身について調べてみると、1日の塩分量は5.7グラムでした。厚生労働省のお勧めの水準はクリアーしていますが、今一つです。
コレステロールを下げるための食事は、(1)まずコレステロールを多く含むものを減らすことです。卵黄は、特に多くのコレステロールを含んでいます。イカ、タコ、エビも多くのコレステロールを含んでいます。(2)次に、コレステロールをわずかしか含んでいないものを増やすことです。植物性の食品は、ほとんどコレステロールを含みません。野菜、果物、豆などが植物性の食品です。(3)悪い脂肪を減らして、良い脂肪を増やして下さい。良い脂肪とは魚の脂肪のことです。魚を1日に1回食べるのがお勧めです。植物性の油は、どちらかと言えば良い脂肪です。悪い脂肪とは、動物性の脂肪のことです。肉の脂身やバターが動物性の脂肪です。マーガリンは植物性の脂肪ですが、加工するときに、悪い油が発生しています。
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/seikatu/kousi/meal.html
体内のコレステロールのうち、食事に由来するのは2割ほどですが、食事療法により、その分を減らすことが可能になります。体内で合成されるコレステロールを減らすには、良い生活習慣を改善させる必要があります。適度な運動、体重管理(カロリー制限)などです。
事故や災害では、危険が可視化されやすいという特徴があります。障害を受けた状況が見えるので、対策の必要性が分かります。しかし、例えば発ガンでは、通常何時発ガンしたかは分かりません。発ガンの原因も通常は分かりません。手遅れになった時に結果が分かるだけです。対策も確率的なものになります。
事故や災害は、リスク管理の指針になります。