(1)  Wikipedia の「離婚」の項目に、以下の文を書き加えました。

対策として、会話の時間を充分に確保した上で、相手の必要を正しく理解し、自分の必要を正直に説明し、対等のパートナーとして、双方共に納得できる妥協点を探さなければならない。
参考文献 His Needs, Her Needs

ケンブリッジ大のラム教授は、離婚が子どもの成育にマイナスの影響を及ぼす要因として、次の5つを挙げている。(1)非同居親と子どもとの親子関係が壊れること、(2)子どもの経済状況が悪化すること、(3)母親の労働時間が増えること、(4)両親の間で争いが続くこと、(5)単独の養育にストレスがかかること。
参考文献 The Postdivorce Family

(2) 一昨日、「ダンテズ・ピーク」を見ました。昨日「ターミネーター」を見ました。主演女優は同じ人(リンダ・ハミルトン)でした。いずれも、英語字幕で見ました。本日は「サンフランシスコ」の後半にある地震のシーンを見ました。もう一つ、「戦艦バウンティ号の反乱」の一部を見ようと思いましたが、主演男優が同じ人(クラーク・ゲイブル)なので、止めました。いずれも危機管理の映画であり、危機への対応に優れた俳優が選ばれるのだろうと思いました。

ダンテズ・ピークは、火山噴火の映画です。溶岩流のシーンがありました。高校の地学の教科書に書いてあるのは、溶岩流を作るような火山は、大爆発を起こさずに、楯状火山になり、岩石は玄武岩で黒色をしているということです。この映画の様子とは異なります。しかし、この映画を作るのに、米国地質調査所の意見を取り入れているそうです。だから、軽々しく誤りだと決め付けることはできません。

私は時々「ある火山学者のひとりごと」のホームページを見ています。このホームページを運営しておられる千葉先生は、この映画を科学的に解説しておられます。そのリンク先には、米国地質調査所による解説があります。その解説では、「火山が大きな爆発的な噴火と流動性に富んだ溶岩流を同時に出すことがありますか?」という問いに対して、「普通はありません」と答えています。

(3) 前回のワールドカップの直前に、日本は外国との練習試合に負け続けました。次の4年後に期待しようと思ったときに、オシム前監督の本が出ました。その本には、日本はワールドカップの予選を勝ち進むチャンスが大いにあると書かれていました。結果はその通りでした。アジアカップでもその流れは続きました。ヨーロッパで活躍する日本人選手も増えています。
 
私は良い成績の原因は、日本人選手が、外国人指導者の教えを素直に取り入れたからだと思います。オフト、ストイコビッチ、オシム、ドゥンガ、トルシエ、ジーコらの超一流の外国人指導者から、日本人選手は学んでいます。
 
クラーク博士らお雇い外国人から学ぶなど、外国から学ぶ姿勢があることが、日本の良い点です。将来に期待が持てます。