英検準1級の二次試験を受けてきました。試験自体は10分ほどで終わりました。

始まる前に、「二次試験にはハッタリが重要だ」というブログを思い出していました。

試験官は1人だけでした。背の高い、青い目の人でした。全部英語でした。
(入室)座るように言われました。名前の確認と、受ける級の確認がありました。
(開始)自己紹介をするように言われました。簡単に自己紹介をしました。子どもが好きかと聞かれました。「好きです」と答えました。老人が好きかと聞かれました。「好きです。老人にも、子どものような部分があります」と答えました。
(課題)4つの絵が書いてあるカードを1枚渡されました。この絵を説明することが課題です。絵は以下のようでした。

(1)夫婦で旅行のプランを考えている。夫の頭の近くには吹き出しがあり、海辺のリゾートへ行くことを考えている。妻は、海へは去年行ったと述べている。
(2)二人で旅行会社へ行った。旅行会社の壁にポスターがあり、ボランティアで発展途上国で学校を建築するプランが紹介されている。妻は、それを見て乗り気になっている。
(3)実際に、外国で小学校の建築を手伝っている。妻は嬉しそうであるが、夫はつまらなさそうにしている。夫の頭の近くには、吹き出しがあり、海辺のリゾートでのんびりすることを考えている。
(4)再び自宅のリビングにいる。途上国の子ども達から手紙が着き、二人でそれを読んでいる。手紙には、完成した学校の中で子ども達が喜んでいる絵が書いてある。その手紙を見て、夫婦共に喜んでいる。

だいたい、上のように説明いたしました。

(質問)さらに、この絵について質問されます。
(1)「4枚目の絵を見てください。あなたが夫だったら、あなたはなんと言いますか」
(私の回答は、以下のようでした)。
私が夫なら次のように言うでしょう。最初はボランティア活動をしたくありませんでしたが、子ども達が喜んでいるのを見ると、ボランティアをして良かったと思います。私も喜んでいます。
(2)「外国に行く人が増えていますが、それはなぜだと思いますか」
学ぶためです。外国に行くのは学ぶためです。日本は小さな島です。世界は大きく、世界には多くのアイデアや情報があります。それを学ぶために、人々は外国に行くのです。
(3)「‥Government‥should‥‥tourism‥‥nature beuty‥」
(1回聞き返しました。2回目は少しゆっくり言ってくれましたが、同じです。何を聞かれているのか、分かりません。私は、次のように言いました)。
nature beutyも大切なものです。私達の環境は大切なものです。政府は、nature beuty を訪れるtourismへ援助する必要があります。(見当はずれの回答であったと思います)。
(4)「お金持ちの人と、貧しい人の差は、大きくなると思いますか」
お金持ちは、ますますお金持ちになり、貧しい人はますます貧しくなります。差は大きくなります。しかし、解決はあると思います。解決はあります。インターネットにより、多くのアイデアや情報を、無料で手に入れることができます。貧しい人は、多くを学ぶべきです。特に英語を学ぶべきです。そうすれば、世界の平均値は上がります。世界中がもっと、お金持ちになるでしょう。

(終了)それで、試験は終了しました。カードを返すように言われ、返しました。私は、立ち上がって帰ろうとしました。すると試験官も立ち上がって、何かを言っておられるのですが、分かりません。「‥‥I'm for.」と聞こえました。私は「分からない」という顔をして「You are for my idea?」と聞きました。なおも、何かを言っておられます。「‥‥When I was little, I was very poor‥‥」と聞き取れました。私はうなづいて「I see.」と言いました。なおも一言二言聞こえますが、よく分からず、そろそろ部屋を出る時間だと思って、「Good-bye, Sir」と言って帰って来ました。相手が言うことをあまり聞き取れませんでした。多分、難しい単語は使っておられないだろうと思います。

しばらく、超英語法」に書いてあるヒアリングの勉強をしようと思います。当分は VOA の special English を聞くつもりです。You Tube にも special English は有るそうです。ヒアリングの練習としては、最も易しい教材です。最初のうちは、なるべく英文を見ながら聞こうと思っています。

外人と話すのは、大好きです。当分は英語が好きになります。「本当に使えるんだ」という驚きです。数学の連立方程式や二次関数や微積分は、習っても使うチャンスはあまり有りません。しかし、英語は使えるチャンスがたくさんあります。