「外国語上達法」を読みました。この本は、語学の勉強についてのいろいろな疑問に答えてくれます。もっと早くに読んでいたら良かったと思います。この本は、外国語の勉強法について教えてくれる本であると同時に、外国語の習得には、コストとエネルギーがかかるので、どの程度まで上達するのかを計画して、人生の限られた時間を効率よく活用するように勧めている本です。単語の習得についても、まれにしか遭遇しない単語については、その都度辞書を引くと決めるような割り切り方を勧めています。
現在の勉強方法を見直して、もっと計画的に時間を使おうと思います。すぐに多少とも改善されると思います。この本を読むと、語学学習の過程を俯瞰することができます。
「死ぬときに後悔すること25」を読みました。緩和ケアを担当する医師が書いた本です。これも読み飛ばしながら速読すると3時間ほどで読めます。「がん予防」や「がん検診」についても触れられています。要するに、健康を大切にして暮らし、楽しいことをして、人間関係を大切にすれば、死ぬときに後悔をしないのだろうと思います。
病気になった後では、体の自由が利かなくなり、意識も朦朧とし、意欲が衰えて、何もできなくなることも多いそうです。だから、元気なうちに、思いついたらすぐに行動に移すことが重要であると分かりました。
これらの2冊の本は、いずれも正しい方向感覚を与えてくれる良い本です。
私は、現在癌の末期ではありませんが、近いうちに死ぬとしたら、やはり充分に勉強しなかったことを後悔します。しかし自由時間の全てを勉強にあてられるわけのものでもありません。勉強するのは、自由時間のうちのごくわずかだけです。しかし、それでも自分を勉強に向けようとした結果です。頑張ってもこんな所だろうと思います。だから強いて言えば、勉強に関する方向感覚を与えてくれる良い本を探さなかった点を後悔しています。
何事にも先達は、欲しいものです。