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水に落ちた人を表現する絵があります。


英語の論文を読んでいたら、「水に落ちた場合、泳げない人が水面に留まることは困難で、すぐに水中に没してしまい、音も聞こえなくなる」のように書いてありました。その通りかもしれません。図で表現する場合に、水面で助けを求めているような絵を書く習慣があるということで、「絵を書く人が真実を知っておりそれを正確に表現している」ということではないかもしれません。

また、子どもを看病する時の絵があります。


発熱時などに、分厚い布団をかけて保温に努める図です。こういう絵を見て子どもが病気になった時には、部屋の温度を高くして、子どもに分厚い布団をかける人もいます。着ている服の枚数も、布団の厚さも、部屋の温度も、普段と同じがお勧めです。子どもの発熱に対して、子どもを必要以上に暑くさせるのはお勧めではありません。これも図で表現するときの方便・習慣かもしれません。

映画でカップルの仲の良さを表現する場合に、甘いムードと無為を描写します。しかし、これも映像で表現する時の方便・習慣であり、実際には充分なコミュニケーションにより、自分の考えを表現し、相手の立場を理解して、合理的な妥協を行ってゆく積極的な活動が必要です。