アメリカ小児科医師会は、包括的な本「about Children」を出版しています。
その中に「離婚」という項目があり、その部分を書いた著者のジュディス・
ウォラースタインを紹介する文章が、ホームページ上にあります。
以前にも和訳しましたが、今回再度和訳いたしました。
(元の英文)

Judith Wallerstein,
ジュディス・ウォラースタイン

離婚の結末

ジュディス・ウォラースタイン博士は、離婚が子どもと家庭に及ぼす影響についての権威です。カリフォルニア大学バークレー校の名誉上級講師であり、「カリフォルニア、移行期の家族のためのジュディス・ウォラースタイン・センター」の創設者です。これは、別居、離婚、再婚の家庭に対して、研究、教育、カウンセリングを行うための大きなセンターです。突破口となる彼女の研究から得られた知見は、科学雑誌や一般向けの出版物に広く紹介され、地域のグループや医学、法学、精神衛生の専門家たちの会合を通じて、広く世界中に紹介されています。彼女の本には、ジョーン・B・ケリーと書いた「破局を生き延びること:子どもと親は離婚にどう対処するか」があります。その後のベストセラーには、サンドラ・ブレイクスリーと書いた「第二のチャンス:離婚後10年の男、女、子ども」があり、ジュリア・ルイス、サンドラ・ブレイクスリーと書いた「離婚の予期せぬ遺産:25年にわたる特徴的な研究」があります。彼女の最近の仕事は、離婚する親へのガイドであり、サンドラ・ブレイクスリーと書いた「子どもはどうするの?離婚の前、途中、後の子育て」です。彼女は、医学、心理学、法学の全国的な集団や立法機関から、多くの賞を得ています。