富士登山競走まであと4日です。
今日の練習
たぶん軽い熱中症です
富士登山競走の完走率
男女別に見てみると
・男子:40.7%(644人完走)
・女子:43.4%(34人完走)
ちなみに、第76回大会の山頂コースは、1574人中654人が完走し、完走率は41.6%。公式ホームページによると、「暑さが影響して過去10年で最低の完走率だった」と記されています。
つまり、昨年の大会は、過去10年の最低完走率をさらに下回ったことになります。確かに、金鳥居の前ですでに滝汗をかいた記憶があります。
もしかしたら、今年の完走率は30%台に落ち込む可能性もあります。今年の山頂コースには昨年のよりも多い1894人がエントリーしていますが、仮に完走率が40%だったとすると、757人が時間内に山頂に到達する計算です。しかし、過去2大会は、それぞれ、654人と678人しかゴールできていません。
何らかの事情によりDNSする人もいるでしょうが、エントリー総数の95%にあたる1800人が出場した場合、完走者が700人だと完走率は38.9%となります。
主催者は、完走率が低くなった原因の一つに気温の高さをあげています。逆に言えば、涼しければ完走率が上がることになるわけですが、涼しい=曇りや雨天の場合が想定されます。
雨天の場合は、レースは5合目で打切りになる可能性が高くなります。この大会で「暑かったから…」という言い訳は通用しません。5合目打切りだけは勘弁してほしいですね。
馬返しまで1時間5分以内で走れって本当?
それでは、第77回大会の完走者のうち、馬返しを1時間5分以降に通過したランナーは何人いるのでしょうか。
・男子:146人(644人完走)22.7%
・女子:18人(34人完走)52.9%
意外と多く感じませんか?なかには
・馬返し:1時間12分29秒
・5合目:2時間14分44秒
・山頂:4時間28分58秒
という人もいます。この人、山は鬼のように強いのでしょうけど、5合目まではかなりの大渋滞だったと思いますよ。そのポジションからゴールするなんて、まさに「神ってる」(2016年新語・流行語大賞)よね。もちろん、これは例外でしょうけど。
また、こんなデータもあります。
・男子:70人
・女子:9人
これは、馬返しを1時間06分50秒以降に通過してゴールした人数です。なんだその中途半端な時間は?って思った人もいるかもしれません。
実は、昨年のワタシは、馬返しを1時間06分49秒で通過したのですが、その後方にいて、つまり、ワタシを抜かしてゴールした人数がこれだけいるわけです
だからなんなんだ
話が脱線しましたが、タイトルの「馬返しまで1時間5分以内で」のワタシなりの答えは、「YES」です。
まず、1時間5分であれば、5合目までのトレイルでの渋滞が少ない(はずです)。その根拠は、第75回で1時間8分台で通過したとき、かなり渋滞していました。でも、昨年は、それと比べれば雲泥の差。1時間5分以内であれば、かなりスムーズに進めるはずです(あくまでもワタシの経験からの感想です)。

ただし、いくら1時間5分以内に馬返しに到達しても、余裕がなければ、山岳地帯が強くない限り、昨年のワタシのように抜かれまくることになります。
したがって、正確には、「ある程度余裕をもって1時間5分以内に馬返しを通過すること」が理想的だと言えるでしょう。