過去の富士登山競走戦績

2016年 五合目コース
馬返し 1時間8分13秒
五合目 2時間6分53秒

2017年 山頂コース
馬返し 1時間8分53秒
五合目 2時間14分38秒

2019年 山頂コース(五合目打ちきり)
馬返し 1時間8分38秒
五合目 2時間14分29秒


初めて出場した2016年五合目コースは
スムーズなレース運びができました

しかし一気に出場者のレベルが上がる
山頂コースでは馬返し以降のトレイルで
大渋滞が発生してしまい
五合目関門ギリギリ通過となりました

このことが強く印象に残っています



  今回の作戦

山頂コースの参加定員は2500人ですが
今回は1600人で例年の6割です


2019年は馬返し通過が1403位でしたが
それ以降に大渋滞が発生


今回の富士登山競走は
定員が1600人に減ったとはいえ
1400位あたりでは渋滞が懸念されます



スタートはA~Eの5ブロックのうち
自分は最後尾のEブロック
少しでもよいポジションをキープするため
ブロックの最前列に並びました


そして馬返しまでは
自分なりにハイペースで押していき
馬返し通過は1時間5分台
悪くても1時間7分前半を目標としました



  スタート~馬返し

富士浅間神社まで

ここまではどんな展開になっても
無理な追い越しはしないと
心掛けました

計測マットの通過タイムは15分15秒
スタートラインまでが50秒でしたので
実質14分25秒
キロ5を切るので良いペースだ


中ノ茶屋まで

神社を通過すると広々とした車道に出て
マイペースでいける区間となります

ここまで来るとCやBゼッケン
なかにはAブロックスタートのランナーも

中ノ茶屋通過は40分42秒
前回は41分15秒なので30秒ほど速い

体感的にはキツくなかったけど
帽子のつばから滴り落ちる汗の量は
尋常ではなかったかな


Photo by ヘラヘラスポーツ

ばななん。さんの応援
面識はありませんでしたが
事前にブログを拝見していましたので
お声掛けさせていただきました

元気な応援ありがとうございました


馬返しまで

舗装路ではあるが荒れた路面となる
また途中から傾斜もきつくなり
歩くランナーもちらほらと

ここは歩くより
ゆっくりでも走った方が断然速い

馬返しを1時間5分台は無理だけど
1時間7分台は見えてきましたので
歩かないよう心掛けました

馬返し1時間8分01秒

そう言えば今回は給水のほかに
ドーナツやタブレットがあると
聞いていたけど目につかなかったな
それほど余裕がなかったということか


五合目まで

馬返しまでのタイムは
過去の大会とあまり変わらないけど
結果的には大渋滞はありませんでした

ただし一部区間でノロノロ歩行はあり
前があいたら小走りで抜く作戦

そんなに遅いとは感じてなかったけど
五合目の通過は2時間11分7秒

おそい…凝視

ここは1時間でカバーしておきたかった


八合目まで

ここで関門アウトとなりました
六合目安全指導センターまでの
シングルトラックは前の人についていき
そこからが勝負と踏んでいましたが

砂礫地帯が前に進まない~無気力

後方からも抜かれる一方なので
メンタル的にもかなり削られました

7月上旬に試走したときは
うまく足を運べていた気がしましたが
この日は全くダメダメでした

フレッシュな状態と
下からの疲労が蓄積された状態では
やはり違うのでしょうか

結果的には
ここでレースが終わっていた気がします

しかし七合目花小屋付近からの岩場では
前のランナーを一人ひとり捉えながら
着々と順位を押し上げていくものの

ふたたび登場した砂礫地帯で
完全にペースダウン

ここで八合目関の4時間を切ることが
事実上不可能であることを察しました



あぁ、5年前、初挑戦したときにも
立ち止まって見上げたこの風景

今年もこの関門を通過できませんでした

5年前から全く成長していません真顔