ここでリストバンドを付けてもらう。これが折り返しの証拠となるので、もう一度ここに戻ってきて違う色のリストバンドを貰わないとゴールに行けないのだ。
スタッフの若いお姉ちゃん達がきゃあきゃあ言っているのが分かる…。
この年頃のお姉ちゃん達なら普通渋谷当たりでガムをクッチャクッチャ噛みながら歩いてそうなもんだが、こんな暑い中氷水を注いでくれるなんてまだまだ日本も捨てたもんじゃない。
うぶで真面目でカタブツなデビルであるが、招待選手として来れなかったガッチャの為にも、ここは頑張らなくてはいけない。勇気を出して…
「君に会うために、またここに帰ってくるよ(はぁと)」
…
…
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やはり、白馬に乗ったエロ貴公子でないとこのセリフは決まらないか。失意の中再び第3折り返しを目指してトボトボ走り出すデビルマン。
途中、コースを離れてまでコンビニでガリガリ君を買って食べていたのはトップシークレットなのであった…。
《続く》

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