イマジネーション飛び立つの…
「そろそろ行くか!」
ゆるゆると最後尾からスタートするちょっと奇妙な三人組。
日差しはあるものの、去年よりも湿度が低く感じられ、不快指数は思った程ではない。山にはいる前の低地区間での序盤戦が鍵を握る。
デビルは飛ばしすぎない程度に脚なりに進む。
今年から変更されたこの序盤戦のコースが思った以上に難敵だった。鎌北湖からの下りが未舗装路の部分があり
VFFビキラ
な足にはガツガツと衝撃が伝わってくる。慎重な足運びでこの区間を乗り切る事には成功したが、早くもダメージが蓄積される。
「誰だ、勝手にコース変えたのは~!」
悪態をつくデビルマン。もちろんコースを変えたのはT代表に違いないが、諸々の事情があり悪態をつかれるのは筋違いだろうとは思いつつ、暑さで脳みそ茹だってるデビルにはそんな思考能力は無い。
兎に角、暑い時には涼しそうな格好している
ガル
しかも
セパレートガル
に絡むしかない。当然ながら白い人は電話番号聴きまくっていたのは言うまでもない。セパレートの下が短パンなのだが、お尻のポケットに補給食を突っ込んでいたせいか重さでちょっとずれていた…。
「ズボン、落ちたりしないよね?」
要らぬ心配である。
ちょっとドキドキしながら低地のコースを攻略して行くD&G。時折zoffy兄さんが氷水を回してくれたりして、何とか鎌北湖まで帰って来た…。
ここから先は本格的坂デーモンとの闘いだ。デビルはキングの教えに従い登り坂は歩く作戦を敢行する。ただしパワーウォークだ。走れないなら走れないなりの闘い方があるのだ。前日雁坂試走していたGも一緒に歩いて登って行く。気が付くとzoffy兄さんが後方へ退いていた…。
《続く》

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