(シリーズ途中ですが、単発記事です)
まず最初に、
今回の豪雨で
熊本をはじめとした
今回被災された方々に
心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い再建をお祈り致します。🙏
近年
毎年が異常気象🌨️です。
人間には、
『現状維持バイアス』と
(未知な事や悪い状況は受け入れたくない)
『正常性バイアス』
(異常な状況下でも正常だと思い込みたい)
という心理傾向があります。
今年は異常気象だ。災害にあったのは運が悪かった。😱😱
例え大雨が降っても、今まで大丈夫だったから今度も大丈夫なはずだ!💃
そう思うのは当然ですが
残念ながら
皆さんが異常と思っている事
(豪雨、自然災害)こそが、
これからのスタンダード
(正常・平常)になると思われます。
今回、少しでもヒヤッとした方は、次回以降は最悪の事態を想定して、対策を打っておいた方がいいかと。
脅かすつもりはないのですが、
事実なので😅
まず、メカニズムをお話します。
原因はやはり『温暖化』です。
それは皆さんもご存知の通りかと思いますが
では、
なぜ豪雨が長期的に継続するのか?
そして、これがおそらく毎年の事になり、むしろ酷くなる事が想定されるのはなぜか?
説明できますか?
将来を予測する上では仕組み(メカニズム)を理解しておく必要があります。
細かい所はともかく、大まかにでも理解しておいて下さい。
まず、日本の
南から来る暖かい空気
これが海上で海水から蒸発した、多くの水分を水蒸気として取り込み、湿った暖かい空気になります。
しかし、
空気中に含まれる水分量には限界があり、これを飽和水蒸気量と言います。(1㎥の空気中に何gの水分が含まれるかで示されます)
ちなみに、
気温が上昇するほど、飽和水蒸気量は加速度的に増加する事はあまり知られていません。
例えば、気温20度の時の飽和水蒸気量は、おそよ17g/㎥、これが、気温25度に上昇すると22g/㎥と、およそ30%増加します。ちなみに、気温30度に上昇すると30g/㎥と、さらに36%増加します。
つまり、気温が10℃上がると76%も最大水分量は増える事になります。
単純に考えると、気温1℃につき約7%となります。(逆もまた然りです)
その分だけ
潜在降雨量は増加☔️
する事になります。
夏に水害が多いのはこのためです。
なので、
海水温が高く、気温が高いほど、水分の蒸発量が多く、空気中に取り込む水分量も多くなります。
そして、水分を多く含んだ南からの空気は、日本及び近海において、北から来る冷たい空気とぶつかります。
すると、暖かい空気ほど上に向かいますので、冷たい空気の上に乗り上げて、高度を上げながらさらに進もうとします。
気温というのは、
高度が100m上昇する毎に概ね0.6度下がりますから。積乱雲となった場合、その高度は10000m以上になりますので、高高度の気温は余裕で氷点下になります。
そして、気温0度だと飽和水蒸気量は6g/㎥となりますし、気温マイナス30度の地点ではほぼ0に近い値になります。
つまり、空気中に含まれていた水分は、再び水滴、もしくは氷のつぶとなって、重力に従って落下していきます。
という事で、上方に競り上がった湿った暖かい空気は、高度があがるにつれ、水蒸気から水や氷に変化し、雨として地上に降る事になります。
そして、この丁度
寒暖の空気がぶつかる東西に延びた帯状の一帯(※若干北寄り)が、いわゆる(梅雨)前線です。
(※断面がやや斜めになるので)
ここで厄介なのは、
南側の気温がより低ければ、
暖かい空気が、冷たい空気を北方向に押す事で前線は北上したり、その加減で前線が移動するので、『一ヶ所で継続的な大雨』とはなり難いのですが、
南からの空気の気温がより高くなると、北に押すより上に登る力の方が強くなるので、前線が動き難い上に、より上に押し上げられた湿った空気が積乱雲を作り出し大雨が降ると共に、そこに新たに暖かい湿った空気が常に南から供給される事態になってしまいます。
つまり、
強い雨(下手すると夏の夕立クラス)が、ほぼ同じ地域で降り続く最悪の事態になってしまう訳です。😱😱
これが今『線状降雨帯』と呼ばれているものの正体です。
また、これに加え
日本の上空には偏西風という、西から東に向かって吹く強風(ジェット気流)が吹いています。
このため
空気全体も西から東に流されがちです。
そして、
湿った空気が山地にあたると、それもまた空気を上に押し上げます。
西日本の九州、四国、中国地方、その中でも
大きな山地の西側や南側が豪雨の被害に合いやすいのはこのためです。
ただ、気象条件というのは、とても変化しやすく、予測が大変難しいものです。
(それでも気象庁がここまで精度を上げられたのは、多くの方の努力あってのことと思われます)
なので、自治体やマスコミ、人に頼るのではなく、平時より、自分の目で確めて、どうすればいいのかを考えて対策を打っておきましょう。
(助けてくれたら、それはそれで感謝するものですが、依存しないように)
最後に頼れるのは、
自分と家族の判断力です。
以前、下記記事にて大まかにお話させて頂きましたが、今回はより詳細にお話させて頂いています。
自然災害については、
最終的には地形が決め手になります。
もし、読者さん自身のお住まい、あるいは、ご実家がそうであれば考えて欲しいのですが、
本来、
①崖や山の斜面のそば
②川のそば(特に支流との合流地点)
③海のそば
これらは
本来、人の住む所ではありませんでした。
しかし、
治水、造成、防波堤等の土木技術の進化で、こういった所も宅地造成され、今では普通に人々が暮らしています。
また、こういった所は地代が安く、その安さ故に住み始めた方も多いと思います。
もし、
リスクがそれなりに高い場所にお住まいだったならば、
いくら安かろうとも
命を賭けてまで住む価値があるかどうか?
災害発生のリスクはどの程度ありそうか?
これを改めてお考え頂ければ、
また、
予測も大事ですが、
備えも大事です。
もし、
リスクはあるが、
転居するほどではない!
という状況だったならば、
救命胴衣とヘルメット(もしくは防災頭巾)があるだけでも、だいぶ違うと思います。
特に高齢者施設においては、毎回のように水害の被害が出ていますが、もし、1人1着の救命胴衣があれば、多少なりとも助かった人がいたのではないか?
と思うのです。
高齢者施設は地代の安さと眺めのよさから、川、池、海のそばにある事が多いです。
という事は、
元々水害の被害に会いやすい訳です。
ちなみに、
救命胴衣(ライフジャケット)は我が家にも人数分あったりします。
元々は、海遊び、釣り用に用意していた訳ですが、災害時には、これ+(自転車用)ヘルメット、防災頭巾(子供)+軍手を使おうと思っています。
私は子供の時に、海水浴で離岸流に沖まで流された事がありますので。
泣きそうになりましたが、幸い浮き輪があったので、必死に自力で戻りました。
浮き輪なかったら死んでましたね😅
ライフジャケットは水に浮くだけでなく、胴体を衝撃💥から守ってくれるので、致命傷のリスクを減らせます。
ヘルメットもまた然りです。
実はライフジャケットはそれほど高いものではありません。
安ければこんなもんです。
他にも、川遊びや海水浴での事故は毎年ありますが、ライフジャケットを身につけておいたなら、そう簡単には死なないはずなんですけどね。
これもまた、
『現状維持バイアス』と
『正常化バイアス』の罠👿かと
つまるところ・・・
何事も
備えあれば憂いなしです。
余談ですが、
我が家には、
防毒マスク(性能はN95以上!)、
および、ゴーグルも人数分あります!🥽
ほら、数年前北西の方角から核ミサイルが飛んで来るリスクがあったから(笑)
まあ、これはやり過ぎでしたな😀
でも、火事になったら役立つかも(笑)
てことで
次回はまた『自己中撲滅キャンペーン』の続きです!🙋



