生きていれば思うようにいかないことは沢山ありますよね?
そういうとき無理矢理、行動しようとしたらより一層ドツボにハマって悪い流れから抜け出せない、、、なんてことになったりします。
体は無理矢理動かそうとするとそれに反して守ろうとして思うように動きません。
その時が来るまで待つということも大事なのです。
簡単な例を挙げます👇
街で放し飼いの犬に遭遇します。
その犬は近所で凶暴犬として有名で、たまたま庭から脱走していました。
ただふらっと散歩しているときに出くわしてしまい、「ヤバい!!!」という気持ちが出てダッシュでその場を逃げようとします🏃♂️💦
しかし、早く逃げ去ろうとして思うように体が動かずどんどん凶暴犬が近づいてきます。振り切ろうにも短距離では明らか犬の方が速いのが分かっているからこそ体の動きがどんどん固まってしまいスピードが出せません。
最終的に真後ろまで追いかけられましたが、たまたま飼い主がその犬を呼び止めてくれたおかげでことなきを得ました、、、。
という話があるのですが、これは私自身が小学4年生くらいの時の実体験を元に話しています😂
この時は本当にダメだ噛まれる!!って思いました。
なかなかこのシチュエーションは普通ではないかもしれませんが、頭では速く動かしたいと思っていても体が反応してくれず自分の体ではないような動きの鈍さになるということはあるかと思います。
それは全て力みが原因なんだと気付きました。
力みが生まれることで知らず知らずのうちにいろんな筋肉が硬ってしまい、可動範囲が狭まって動きが小さくなり、精神的な焦りからその強張りがさらに強くなってしまうのです。
陸上競技に於いて、中距離種目以上の距離を走る競技には最初から全力では行きますが最後のラストスパートが勝負を分ける鍵となります。
その勝負に勝てるかどうかが勝敗を大きく左右するわけなんですが、そのラストスパートはコンディション、余力、自信、レース展開によって様々なパターンがあります。
どの種目においてもラストスパートは1番トップスピードじゃないかなと思うくらいスピードアップするのですが、そのラストスパートでエネルギーを使い果たしてしまった時に起こるのが最強の力みです。
というのもラストスパートを仕掛けたものの最後まで持たなかった時、あるいはさらに速いラストスパートを後ろの選手が仕掛けてきた時に最強の力みが生まれます!
抜かれたくない、ここで逃げ切れば勝てる、しんどいといった精神状況になったもんなら力みが発生する条件が整ってしまいます。
力みが出てしまうと自分の体ではないくらい動きが止まってしまい、足を前に出すのが精一杯といった完全に足が止まっている状況になります。
自分自身何度も体験したことがありますが、あれは本当に恐怖です。。。笑
その時に無理に動かそうとしたならより体の動きを止める結果となってしまい、負の連鎖になっしまうのです。
さすがにラストスパートの状況で無理矢理動かすなといっても無理な話であくまでそういう状況もあるということを伝えたいがために例を挙げました。
日々生活していて、トレーニングをしていてもうまくいかず思うように体が動かせないと言うことは競技をしていれば多くあります。
そんな時は無理矢理良い形を作ろうとするのではなく、自然の流れに逆らわず次いつ良い形が自分の中で生まれても良いように準備しておかなければなりません☺️
悪い状況がいつ来るかわからないように、良い状況もいつ来るかわかりません。良い状況が来るような取り組みをしていれば、悪い状況から良い状況に思いがけないタイミングで転ずることがあります。
機を待てってことですね🤔
そう思い通りにいかないからこそ人生ですよね☺️