硬い物でも扱い方でしなりが生じます。
これは歪んだり曲がったりしないだろうと思う物でも映像で使ってる様子を確認すると面白いことが起こってたりするのです。
テニスやバドミントンなどで使うラケット!
自分の力だけではなかなか歪ませたり、弛ませたりすることってできないですよね。
ですが、ラケットをスイングする動作を撮影してスローで見てみると、、、しなってるのです。
硬い物とは少し違いますが野球の軟式ボールは、ゴムでできていて柔らかそうですが手で潰そうとしてもなかなか形は変わりません。
しかし、バッドで打つ瞬間を撮影するとグニャ〜って変形してます。
そのバットに関してもプロ野球選手のボールへのインパクトの瞬間をスポーツ番組や野球中継のリプレイで見ることがあると思いますが、しなっていますよね🤔
あんなに硬い木材がしなるってよくわかりませんよね。
力の加わり方、伝え方でしなるのだと私は考えます。
野球でホームランバッターがホームランを打つときにバットをしならせると発言していたのを思い出しました。
タダの一本の棒のままインパクトをしても力は伝わらないのでしょう。
しならせることでその力が何倍にもなるということなのかもしれません。
それは道具だけの話ではなく、人間自体もそうです🧑
いろんなところをしならせて力を生み出していかないといけません。ガチガチの状態で、体が良いパフォーマンスできるはずがありません。
水のように柳の木のようにしなやかにならないと!
腕、動体、首、頭、脚すべてをしならせる感覚を得た時にどれだけ気持ちよく体が動かせるのだろうと思いました。
ウサイン・ボルト選手がそう!
全身しなやかに動いてます。100mはあの短い距離と時間の中で爆発的な力を出さなければならないため、力がガチッと入っても仕方ないところしなやかに走り、人類最速タイムを出しました。
長距離ではエリウド・キプチョゲ選手ですね!
フルマラソンの距離をあれだけ力みなく全身を使って勝手に景色が流れているかのように錯覚する走りはまさにそれですよね!
その中で最近の私の中でのおすすめは
走り高跳び ステファン・ホルム選手です。
彼のバーを跳ぶ姿は言葉が出ません。
綺麗すぎて見惚れてしまいます。
練習の様子でもあり得ない高さのハードルを軽々と飛び越える様子は何が起こってるか理解に苦しみます。
しなやかに助走し、踏切に入って、バーをふわっと越えていく。
芸術ですね!!!
ぜひYouTube等で皆さんにも見ていただきたいですね。
すごく参考になる部分もあります!!!
今挙げたトップアスリートは自分の中でも指折りの存在ですね🤭
体をしならせることでどんどん力を解放していけるのだと私は考えています。